サンフレッチェ広島では8月3日、新サッカースタジアム建設構想に沿ってプランニング中の「夢」の早期実現へ向けた手段のひとつとしてスタジアムとその周辺の3D模型をゲーム会場に展示すると発表した。
サンフレッチェ広島では3月3日、久保允誉会長がメディア向けに発表した旧広島市民球場跡地への新スタジアム構想「Hiroshima Peace Memorial Stadium(仮称)」について、広く市民・県民・サポーターに知って、理解してもらい、また協力してもらうための様々なPR活動を続けている。
サンフレッチェ広島が目指すサッカースタジアムのコンセプトは…
「すべてのスポーツファンにアピールし、広島市の発展の中心軸であり続けた旧広島市民球場跡地でしか実現しえない、また、広島市民、広島県民の皆様の利益に叶う、さらには広島そのものの永続的な発展に貢献しうるスタジアム」
…ということで、広島の街づくりや地元の人たちと一体となったスタジアムづくりが特徴だ。それゆえ広島の未来への大きな財産にもなりえる。そそて宮島、原爆ドームに続く第3の広島の顔としてみんなで大切に育てていこう、というのである。
こうしたサンフレッチェ広島の提案内容と「Hiroshima Peace Memorial Stadium(仮称)」の姿を、より多くのサポーターやファン、市民・県民に知ってもらい、より身近なものとして感じてもらうらうためには、実寸の1500分の1サイズに縮小された3D模型が最適、というわけだ。
3D模型の作成にあたっては、周辺エリアを広めにとり、広島の街中でスタジアムがどのような配置になるのかを実感できることが今回特に重要視された。
Hiroshima Peace Memorial Stadium3D模型展示ブースのイメージ
3D模型展示は8月6日、名古屋グランパス戦(午後7時キックオフ)の試合会場となるエディオンスタジアム広島内「新スタジアムPRブース」に転じされ、誰でも自由に見ることができる。