説明会が非公開のため、集会所の外で待ち受ける報道陣
特報!中央公園案で第1回説明会、基町地区住民「反対は8割以上!」広島サッカースタジアム問題、大詰めでやっぱり出てきた広島市の杉山部長
松井市長、湯崎知事、広島商工会議所・深山会頭の3者がサンフレッチェ広島・久保会長の協力を取り付け進めようとしているサッカースタジアム最終建設候補地、「中央公園案」において最大の懸念材料である地元住民への説明会が10月2日、夜に行われた。
4者会談同様、ここでも報道陣には非公開。
初回のためわずか20分で説明は終了し、質疑応答は次回に持ち越された。
説明会は、およそ5000人の基町地区住民を代表する責任者約20人で毎月行う会合の一部に組み込まれる形であった。
説明に出向いたのは市、県、広島商工会議所からの8名。
しかし、話をしたのは広島市市民局文化スポーツ部の杉山朗部長だけだった。あとの7人は臨席しただけ。
すべてひろスポ!の予想どおりである。
ひろスポ!では9月30日に以下の記事をアップした。
サッカースタジアム建設希望場所は何度やっても旧広島市民球場跡地が中央公園にダブルスコア勝ち…第6回アンケート発表
hirospo.com/pickup/32635.html
その中で以下のように記した。
ついでにこういう話になったので付け加えますと、これは非常に大きなポイントなのですが、広島市の4月1日の人事異動で、市民局の文化スポーツ部長(コミュニティ再生担当課長)となった杉山朗氏…。
この杉山部長こそ、秋葉前市長時代に旧広島市民球場存続を願う多くの声に抗って解体を推進した当時の担当部局の急先鋒です。
よって杉山部長をこのポジションに戻したこと自体、広島市が秋葉前市長時代に描いた旧広島市民球場跡地の活用策をそのまま堅持していこう、という思いの表れであると考えられます。
さらに言えば杉山部長は4者会談と水面下で繋がっています。(当たり前と言えば当たり前ですが…)。
広島市は4者会談の遥か以前から、旧広島市民球場跡地にスタジアムを建設する気などさらさらない、ということがよくわかります。
この件についてはまた機会を見て、報告させていただきます。
引用は以上
「また機会を見て」という状況がたった2日のうちに生まれたことになる。
サッカースタジアム問題はその時々によって次々に主役が変わっていく。
黎明期は…
・秋葉前広島市長、スタジアム建設を選挙公約にまで掲げながら完全スルー、2011年4月退任
・第2の主役、松井市長がガス抜きに開催した旧市民球場跡地委員会、2011年10月から2013年1月開催。旧広島市民球場跡地への緑地広場・イベント広場案、文化芸術機能案、サッカースタジアム複合案、さらにはそれらを併せた案など、まとめとは到底言えないまとめで幕引き。「時間とおカネと労力の無駄」「話したことが議事録に載ってない」などの声あがる。
続いて、表向きの繁栄期は…
・サッカースタジアム検討協議会開催。2013年6月から2014年11月まで、結論はご存じのとおり、旧広島市民球場跡地と広島みなと公園の併記のみ、ほかにはほとんどまともな論議から導かれたスタジアムのありようの検討まとめなし
そしてここからが混乱期
・サッカースタジアム検討協議会に不満を持ったサンフレッチェ広島の小谷野社長が2015年1月、広島市長選に立候補を表明、2015年4月の選挙で落選。県サッカー協会も市・県・商議所の3者の考えに取り込まれることを避けるため1月、4者会談離脱。
ひろスポ!関連記事
広島のサッカースタジアム建設、4者会談でサッカー協会が”離脱”を宣言(2015年1月13日)
hirospo.com/quick/12991.html
・残る松井市長、湯崎知事、深山会頭の3者で2015年7月、「広島みなと公園優位」を港湾関係者の反対の声を押しきる形で決定。主役の座に3者会談がつき、その”時代”がしばらく続く。
・危機感を募らせたサンフレッチェ広島が2016年3月、久保允誉会長による「Hiroshima Peace Memorial Stadium」案発表、3者側があらゆる場面で、あらゆる言葉を使って猛反発。港湾関係者も広島県が前面に出て、スタジアム建設に根回しを続ける3者会談実動部隊の作業部会に対し一歩も引かずに応戦。主役は3者会談、港湾関係者、久保会長。
・ところが2016年5月、6月、湯崎知事は国交省から「広島みなと公園案」にNG出しされ作業部会もろろも”自爆”、その後、湯崎知事は「広島みなと公園」案について完全に沈黙、湯崎知事は主役の座を降りる。
・ここから深山会頭にスイッチ、サンフレッチェ広島と3者会談を仲介する、というポーズをとりながら、中国新聞報道などと歩調を合わせていつの間にか「中央公園案」ありき、の流れを作った。
サッカースタジアム問題の歴史?は以上
説明会のあと、報道陣に囲まれる文化スポーツ部の杉山部長
最初は大風呂敷を広げ、延々と会合を重ね話し合いを続け、現地調査や有識者からの助言集めなどをやって、それはそれですべて「参考までに」ということにして最後はけっきょく、当局の意思で決める。
最後の主役、杉山部長の登場は、広島市が新球場(マツダスタジアム)建設の時(現在地建て替えの決定事項を反故にした)や、旧広島市民球場解体の強制執行の時に用いたのとまったく同じ手法が、また繰り返されようとしていることの証左である。
ただし、今回ばかりは広島市の思いどおりにもっていけるかどうか、それは微妙。
説明会のあと、ある自治会長さんとひろスポ!の会話…
ひろスポ! 「ところで、基町地区のみなさん全体のお考えはどうなんでしょうか?我々が先日、立ち話で10人の住民の方に聞いたら7人までがスタジアム反対とおっしゃってましたが…」
自治会長Aさん 「え、そうなんですね、そういうことを言ってくれるのはあなただけ、でも私はもっとだ、8割、いやもっと反対すると思いますよ、きょうの説明を聞いてると最初からもうサッカー場を中央公園に造るような勢いなんで…」
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