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2019年06月24日
編集部

ACLサンフレッチェ広島初の8強へ、城福浩監督「サポーターとともにクラブの新たな歴史を作る、という意気込みで」鹿島アントラーズ倒す!

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トップ画像は公式会見に臨む城福浩監督とMF吉野恭平

サンフレッチェ広島はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のノックアウトステージ(決勝トーナメント)ラウンド16の1回戦・第2試合でクラブ史上初のベスト8進出を目指す。

相手は前回ACL王者の鹿島アントラーズ。6月18日の第1試合(茨城県立カシマサッカースタジアム)では0-1のスコアで先手を打たれた。

ノックアウトステージルール
(ホーム&アウェイ)90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。 各回戦の勝者は2試合の勝利数が多いチームとする。勝利数が同じ場合は、次の順によって決定する。
1)2試合の得失点差
2)2試合におけるアウェイゴール数
3)第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦※延長戦ではアウェイゴールルールは適用されない
4)PK方式

6月25日、広島広域公園陸上競技場で開催される第2試合(午後7時キックオフ)で、サンフレッチェ広島が鹿島アントラーズを”倒す”には、相手を完封して2点を取れば問題ないがそう簡単にはいかないだろう。第1戦で得点ゼロに終わったのが痛い。最も可能性が高いのは1-0のまま延長にもつれこみ、そこでもう一度、戦いをニュートラルな状況に戻してホームの追い風に乗る形だ。

サンフレッチェ広島は過去4度、ACLの舞台に挑み、2014年の決勝トーナメント1回戦敗退が最高成績。

サンフレッチェ広島のACL成績
2010年グループステージ敗退
2013年グループステージ敗退
2014年ベスト16
2016年グループステージ敗退

大一番を翌日に控えた両チームは6月24日午後から同会場で調整して公式会見に臨んだ。

サンフレッチェ広島・吉野恭平選手の話

ビハインドからになりますが、ベスト8で戦うために、今までもみんなでこの状況を勝ち取ってきたので、いろいろな思いを持った選手がいる中、あすピッチに立つ選手がその思いを表現して次のステージに上がれるように頑張っていきたいと思います。

 

サンフレッチェ広島・城福浩監督の話

我々はファーストレグで負けたのでベスト8に進むには2点とらなくてはいけないことは承知しています。ただ、まずは90分の中で最低限1-0の状況を作りたい。最初から点を取らせてくれるほど甘くないので、タイトなゲームの中で、隙を見せない中でまずは1点を取って、延長に入る権利を勝ち取りそこからしっかりと次へ向かうという順序を間違えないように。

サポーターとともにクラブの新たな歴史を作る、という意気込みでキックオフからしっかり気持ちを強めて、ぜひベスト8に進みたい。

(具体的にどう戦うか?また第1戦で退場した稲垣祥が出場停止となるボランチについて、青山敏弘もいるが、の質問に)鹿島の一番の武器はカウンターだと思います。人数をかえて前ががりになればなるほど、鹿島のカウンターが生きてくる。だから攻めないのか、というふうにはならない。我々は攻めなければいけないし、点を取らなければいけない。

ファーストレグより、カウンターへの備えはもっと研ぎ澄ましてきた。チームとしてどのように備えるか、ここ数日でしっかり準備してきたのでカウンターを受けるのを恐れず、カウンターを受けるのを承知でその対応をしっかりやって我々のサッカーをしっかりやっていくことが大事になります。

ボランチはもちろん稲垣の退場は痛いですけど、全員でこのステージまでを勝ち取ってきたその証を見せる時だと思っています。練習場でしっかりパフォーマスを見せてくれている選手がいます。青山も少しずつ自分の出力を上げてくることができているので大きな選択肢のひとつだと思っています。何よりもメンバーを大きく変えながら、このステージまで勝ち取ってきた、それを今こそ見せる時だと思っています。

ACL 城福浩監督
城福浩監督

(鹿島について、初戦を踏まえての問いに)ツートップがどうなるかわかりませんが、ツートップの層が厚いしクオリティが非常に高い、収める力もあるし、前を向いて推進力を出せる選手たちもいる。ツートップに対して最大限のケアをしなければいけない。

我々のシステムへの対応を研究してきているなという感じは改めてありました。前半と後半でスコアの状況によってしっかり戦い方も変えてきて、勝負強い鹿島さんだな、と…でも我々が何もできなかったかというと、左サイドだけじゃなくて右でもその可能性は示せたと思うので、そこから先に行くように。もっと決定的なシーンが作れるような意識というのは与えれた時間の中で準備をしてきたつもりです。必ずどこかで我々が突けるスペースがある。自分たちのサッカーをしながら相手の一番嫌なスペースを突いていきたい。

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