トップ画像は、鹿島アントラーズ戦を控えた前日練習、城福浩監督の話を聞きながらストレッチを続ける青山敏弘
サンフレッチェ広島は2月23日午後2時からエディオンスタジアム広島でJ1リーグ開幕戦に臨む。
相手は鹿島アントラーズ。昨季のJ1リーグ戦は2分け。ACL決勝トーナメント1回戦では”まさかの判定”に振り回され破れている。
若手の台頭、ベテラン健在、ポジション争い活性化…
城福浩監督の下、3季目を迎えるサンフレッチェ広島は2月16日、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節、アウェーでのFC横浜戦に臨み2-0のスコアで快勝した。
上々のスタートを切ったチームはFC横浜戦のメンバー(以下)を固定して鹿島アントラーズとの大一番を迎えることになりそうだ。
先発
GK
大迫敬介
DF
野上結貴
荒木隼人
佐々木翔
MF
ハイネル(87分藤井智也)
川辺駿
青山敏弘
柏好文(79分浅野雄也)
ドウグラス ヴィエイラ
森島司(70分東俊希)
FW
レアンドロ ペレイラ
サブメンバー
林卓人、井林章、柴咲晃誠、永井龍
サンフレッチェ広島の「今」に期待が持てる理由がもうひとつある。
それは「筋肉系などのトラブルによる離脱者がひとりもいない」(クラブの複数関係者の話)ということ。
これこそが選手個々の意識の高さ、クラブ全体の士気の高さを表している。
試合前日練習のあと、城福浩監督もそこを強調していた。
城福浩監督の話
まずは全員があすの開幕に向けて、ひとりの離脱者も出さず迎えられたこと、ほんとに選手の努力とスタッフの努力。あとはピッチに立った選手がそれを背負ってやると思います。
鹿島が何故(長らく様々な舞台で)勝ってきたかということを(相手は)強く意識して全面的に押し出してくる。そう思ってピッチに立った方がいいでしす、もともと球際に強いチームですが我々はとにかく笛が鳴るまでやること!レフリーに(我々が)両手を広げるような瞬間があってはならないこと、自分たちらしくサッカーをやること、これに徹したいと思います。
(VARの採用で)そこで流れが変わることもあるので、ありきたりですがやはり集中しなおす、お互いに声を掛け合い鼓舞し合う。何よりペナの中に侵入することが大事。侵入されることは危険だなと改めて感じました。
我々らしくゴールに向かうこと、もうひとつは去年も最後の最後にありましたがシュートを打つこと、(レアンドロ ペレイラのゴールのように相手の)手に当たり(枠に)入りますから。
今年多くの観客を呼ぼうとしているサンフレッチェ広島全体が努力して、あるいはメディアのみなさんにも協力していただいて、多くの方が来て下さる可能性があることを無駄にしたくないですし、また来たいと思うしたいをする、我々はそれに尽きると思います。
鹿島アントラーズ戦前の最後の”合わせ”で前線に張るレアンドロ ペレイラ
JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節でゴールを決めるなど勢いのあるレアンドロ ペレイラの話
(ホーム開幕前で)調子はいいし、いいリーグ戦の入りができると思う。いつも上を目指してやっている。(鹿島アントラーズは)ベースがしっかりして、いつもやってくることは変わらない印象だ。自分たちは自分たちのやることをやればいいと思うよ。
レアンドロ ペレイラ(右)との距離が大事になってくるハイネル
レアンドロ ペレイラ、ドウグラス ヴィエイラとブラジルトリオを形成するハイネルの話
自分の役割をしっかり果たして、試合状況に対応してチームに貢献したい。どういう役割であっても勝つことしか考えていないし、サポーターの期待に応えたい。