オープン戦無観客試合が初めて開催されたマツダスタジアムの一塁側入場券窓口(3月6日午前11時ごろ撮影)
広島県内で一人目の新型コロナウイルス感染者が確認された、と3月7日、地元の中国放送が速報で伝えた。配信記事は午前7時51分にヤフーニュースにアップされた。
広島市は7日、会見する。
中国地方では3月4日に山口県で一人目の感染者が確認された。5日には山口県内で二人目の感染者が出た。
すでに多数の感染者が出ている関西地方と九州地方、四国地方に三方を囲まれた中国地方にあって、広島県内に感染者が確認されるのも時間の問題だった。
NHKの調べでは世界での感染者数は6日の時点で10万人を超えた。米国の著名なシンクタンクは最悪の場合、日本で57万人もの死者が出る、とする見解を発表している。
なお、今後は今後増えるであろう中国地方の感染者と、新型コロナウイルス感染拡大の恐れが懸念されながらマツダスタジアムに4万数千人を集めた「抽選券配布」(2月23日)、マツダスタジアムでの公式戦一斉発売(3月1日)の”関係”が注目される。
もちろん「抽選券配布」には中国地方以外からも多数のファンが詰めかけたため、中国地方に限った話ではない。
マツダスタジアムでは3月6日、初の無観客オープン戦戦(西武戦)が開催され、窓口では公式戦入場券販売が続いている。
なお、これで国内プロ野球本拠地の全都道府県で感染者が確認された。
12球団本拠地(都道府県単位)感染確認日
厚生労働省HPなどより
1月15日神奈川県
1月29日大阪府
1月31日千葉県
2月13日東京都
2月14日愛知県
2月19日北海道
2月20日福岡県
2月29日宮城県
3月1日兵庫県
3月5日埼玉県