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2020年04月03日
編集部

当事者意識希薄?な松井市長、コロナ緊急会見は午後8時過ぎから、「非公開」連発で「我々に任せて」と担当局長、任せた結果大規模災害忘れたか!

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新型コロナウイルス 土砂
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古川沿いの桜越しに八木の土砂災害現場を撮影、その数時間後、広島市は4人の新型コロナウイルス感染者を発表した

 

ひろスタ特命取材班では4月2日午後3時ごろ、広島市安佐南区で数枚の静止画を撮影した。

古川に沿って続く桜並木。花見の市民の姿が確認できる。そして桜の枝のその先には2014年の未曽有の土砂災害に襲われた八木地区。今も災害復旧工事は続けられているが失われた命や財産はもうもう戻ってこない。

14年8月19日午後9時過ぎ。誰でも見ることができる広島市の雨雲レーダーには、それまで見たこともないような形状の強い雨雲(線状降水帯)が確認できた。大雨警戒警報が出ていた。大変なことになる、と素人目にも予測できた。

こうしたイメージを自治体トップや関係各所の実務者がどれだけ持てるか否か、が命運を左右する。例え流川で一杯やっていても、即座に緊急モードに切り替えないとダメだ。

それが広島市の各々の部署では実践されなかった。イメージ力欠如が未曽有の”人的災害”を招いたのである。

その証拠に松井市長は発災時とそれから数時間は自宅で「寝たり休んだりしていた」という。そこをメディアに突っ込まれると「マニュアルに書いてない」と開き直った。

安佐南区の発災は20日午前3時ごろから。その前後から広島市役所の警備員室の電話なりっぱなしだったという。住民はどこに電話していいのかもわからない。警備員は「区役所などに電話してください」などと答えるしかなかった。そして同時多発の大災害に市民は襲われた。

松井市長は夜が明けてもまだ自宅に残りタクシーさえ使わず、通常の送迎車で午前8時30分ごろ登庁した。

”防災”のための術を尽くすタイミングはすべて逃した。あとに残されたのは自衛隊の緊急出動などによる莫大なエネルギーを必要とする救出活動と死者・行方不明者の捜索となった。

この日を教訓とするはずが、2018年6月の豪雨災害では広島県下全域で大きな被害を出した。この時もやはり数時間であったにせよ、災害に備える”余裕”はあった。にもかかわらず湯崎知事もそれぞれの現場担当者もイメージを膨らませることはできなかった。

特にダムの管理を任されている部署は取り返しのつかないミスを重ねた。豪雨によりダムの操作を行うのに十分な人員が現場に到着できなかった事例はその典型だろう。

適切な操作ができず、ダムの決壊を恐れるがあまり、大量放水した結果、水面下に沈んだ悲惨な町の光景がいくつもできた。

誰も明確な責任を取ってはいない。

安佐南区八木地区でも県内被災地区でも、今なお地道な復興への活動は続く。

だが、住民は”誰のせいでこんな目に遭わないといけなくなったのか”と心の中では叫び続けているはずだ。

一度に70名以上の命が失われた八木地区の災害現場写真に必ず映っているのは3丁目の県営緑丘住宅だ。

「蛇落」の伝承がある扇状地の一番山側に自治体が住宅を作り、その周りにも住宅が張り付く。昭和40年代から50年代(1960年代以降)の開発から半世記で取り返しのつかない被害を出した。

もちろん、そこに県営住宅を据える決断をした者が裁かれることはない。

土木建築のプロは晴れた日に現場を見て「これで大丈夫」とはしない。例えば大雨の日に現地に行きその耳や目や匂いで現場を感じ、イメージを膨らませる。水の流れがどうか?上流、下流の様子はどうか?

しかもそこが「蛇さえ転がり落ちてくるような悪谷」の目の前にある、と知れば、当然「危険回避」の結論に至らねばならない。

八木地区を含めてこの阿武山には、いくつもの「悪谷」がある。そこにはことごとく住宅地が広がり、どこも莫大な費用を必要とする砂防ダムなどの建設が今なお続けられている。

その安佐南区が県内最初の新型コロナウイルス感染者居住地だった。

安佐南区は8ある区の中で最も人の往来が盛んだ。その行動歴や訪問先医療機関の名称など、市民が知りたいことのほとんどは非公開とされた。

例えばすでに感染が判明している県立広島大学の卒業生(女性)は広島市南区のキャンパスに近い大型商業施設ほかへの出入りが関係者の口から”情報”として出されているが、市はいっさい明らかにしていない。

そしてこの日(4月2日)になって広島市は新型コロナウイルス感染者が新たに4名出たと発表。前日にはその事実を把握していたにもかかわらず、広島市役所での緊急会見は午後8時を回ってから始まった。

こういうのが一番困る。遅ければ遅いほど市民にとってマイナスになるのと、締め切りのあるメディアは詳しいことを報じることができない。

しかも県内議員に現金をバラまいた「河井夫妻」の方にも、メディアは人員を配置しなければならないのだ…

会見では松井市長と阪谷幸春・保健医療担当局長がマイクの前に座った。

松井市長は会見する際、質問されると何度も阪谷担当局長の”助言”を仰いでいた。この問題をまるで自分のこととしてとらえていないのではないか?あの大規模土砂災害の夜と同じように…

新たな感染者4名について、メディアは次々に質問したが、阪谷担当局長は「プライバシー」を盾に肝心なところはことごとく答えず「重大な局面」となれば必要な情報は出す、とした。

食い下がる記者らは「重大な局面とは何か」と問いただしたが「それは今はわからない」としか答えず、最後には「我々に任せていただきたい」と言い切った。

ひろスタ特命取材班の見解を言わせてもらえば、あなたらに任せていてはろくなことがない、となる。

また今度も八木地区や県内大規模災害のような悲惨は経過をたどらない保証はない。

広島市の危機管理能力の是非は松井市長の”腕しだい”だが、新型コロナウイルス関連での会見があるたびに、メディア関係者の間では「あれは酷い」の声が上がっている。

語り区長も表情も全部そう、市民とともに新型コロナウイルスに立ち向かっていこうという”熱”がここでも見られない。

”熱”不足についてはサッカースタジアムの4者会談の際にも感じられた。いつもそう、ということになる。

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その松井市長が会見の中で強調したのは…

・夜間から早朝営業のバー、カラオケ、ライブハウスは“3密”を避けるため出入りを控えて欲しい。

・今週末は花見が見ごろだが自ら命、市民の命を守るため人が多く集まる場所での花見は控えて欲しい。

…というものだった。これに、「非公開」連発の担当局長の話を重ねれば、広島の夜の街が危うい状況であることは容易に想像がつく。

そして、もちろん“夜”は朝と昼と夕方に繋がっている。

マツダスタジアムでは広島がまたこの日(4月2日)全体練習を再開させた。

しかしわずか2時間で終了となった。

セ・リーグで未だ全体練習を続けているのは広島だけ…

繰り返すがもうすぐ広島の夜の”コロナ警戒警報”は24時間警報に切り替わる。

ひろスタ特命取材班

さらに詳しい情報は、2000年10月よりカープをウオッチングし続けている(一日も休まず更新中)携帯サイト「田辺一球広島魂」で、田辺一球、スマホで検索、今がお得!

八木 新型コロナウイルス
古川沿い桜並木(4月2日午後撮影)

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