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2020年04月11日
編集部

広島ドラゴンフライズ、B1ライセンスに向けラストスパート!(Ⅱ)唯一生え抜き田中成也の思い「毎年毎年、広島への思いが強くなって…」

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田中成也
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画像はシーズン活動最終日、会見に応じる田中成也選手

広島ホームテレビの「フロントドア」では4月11日オンエアで広島ドラゴンフライズの田中成也選手の特集を伝えた。

広島ドラゴンフライズは4月24日にBリーグから発表予定のB1ライセンス獲得へ向け、コート外での営業面においてラストスパートに入っている。

広島ドラゴンフライズ発足時、選手ゼロの状況で初代大卒メンバー5人が加入した。2014年7月の話だ。その中で「広島ひと筋」を通してB1昇格へすべてを懸けてきたのが田中成也選手だ。

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広島ドラゴンフライズは2019-20シーズンにおおて、新型コロナウイルスの影響によりでプレーオフなしでB1自動昇格の権利をコート上で勝ち取った。

その戦いを振りかえった堀田剛司ヘッドコーチは「財産」という言葉を使い、クラブの6年に及ぶ歴史の大きさを強調した。それはそのまま田中成也選手の6年間と重なっている。

3月28日に”収録”された共同会見の中から田中成也選手の”思い”を紹介する。

―シーズンが打ち切りとなりました。

世界的に見てもコロナの影響がでかいということで、リーグとしてしっかり判断してくれた結果だと思うので、それはしっかり受け止めてなければいけないと思います。その中で(信州ブレイブウォーリアーズとともに)上位2チームがB1昇格の権利を得るということで、僕たちが今シーズン最初から積み上げてきたものがしっかり表れていると思うので、そこに対する不満はないということです。

―田中選手は創設時のメンバーです。悲願達成できそうなことについては。

正直に言うと、プレーオフをやってちゃんとファンの皆さんの前で、自分たちが一番強いんだ、と証明したかったですけど、それがなくなってさみしい思いはありますけど、それでも、僕らがB1でプレーすることに意味があると思うので、来季に向けてしっかり準備をしていけたらいいと思っています。

―今季、最高3P成功率のタイトルも取りました。

チームメイトにあれだけのタレントが揃っているので、今シーズンの広島の強みはそのタレントをどう生かすかだと思っていたので、僕がタイトルをとれたのもチームメイトあってこそだと思います。これをB1でも続けるためにまた準備していくことが、次の課題に繋がると思うのでそれをしっかりやっていって、B1でも勝てるようなチームを目指したいと思います。

―そのためにチームとしてさらに良くしていきたい部分は。

今シーズンの試合を見ても、やはりチームとしてのリズムが悪い時に、その流れを変えられない場面はけっこうあったので…。それででも勝てたのは、やっぱりタレントの力だと思いますし。そこで勝ってきたのはいいんですけど、それだけじゃB1では通用しないと思うので。チームとしての強度をいかに40分間保つかがB1での課題ですね。それができればB1でも、プレーオフ進出を目指せるチームではないかな思います。あま、編成がどうなるかはわからないですけど、そのへんを全員で話せたらと思います。

―田中選手はかつて、2015年のBリーグスタート時のクラブ振り分けでB2スタートになった経験があります。今回、結果が出るまでの気持ちはどうでしたか。

正直、不安はありました。中断から、昇降格なしということになったら、今シーズン、これまでやってきた試合が何のために会ったのか。そんな気持ちがありました。昨日の(大河正明チェアマンの)会見を見て、やっとひと段落つけられました。自分たちが目標にしていたステージに立てるのは嬉しく思いますし、その反面、B1でやることは簡単なことではありません。個々がしっかり準備をしていくことが一番大事。みんなわかっているとは思うんですけど、そこをしっかり詰めていきたいです。

―創設時からのメンバーということでは、B1とB2の振り分けの時にB2スタートになったことなど経験している田中選手にとって、この中断期間からシーズン途中終了とプレーオフ無しでのB1昇格枠入りの結果が出るまで、不安などは?

やっぱ正直、不安でした。中断で昇降格なしになったら、今までやってきた試合も何のためにやってきたてのかなとなるので、不安はありました。きのうの会見を見て、やっとひと段落ついて、目標のステージに来年立てることを嬉しく思いますし、その反面、B1でやるってことは簡単なことではないと思うので、来年に向けて個人個人がしっかり準備していくことが一番大事になってくると思います。

―B1に対する思いを聞かせてください。

個人的な楽しみとしては、大学時代の同級生や下級生が、日本代表に絡んでいたり、B1クラブのスタートで出たりしているので、そういう選手たちに会えて、また刺激をもらえて一緒にバチバチの真剣勝負がやれるのはほんと楽しみな反面、そこで結果を出さないと、チームとしても、個人としても、広島はB2ぐらいのレベルだったんだ、と言われてしまうと思う。それをどうやって見返すか。それが今の僕のモチベーションですね。

―広島での6年間でほかにもプレ―オフまで行ってあとひと息でB1に届かなかったり、途中で監督がいなくなったり、いろいろなことがありました。全部乗り越えて、また自分の中でいろいろ強くなったとか…

うーん、そうですね。僕、個人的には、そういう出来事があった中で、毎年毎年、逆に広島への思いがどんどん強くなっています。そういうことがあったからこそ、逆にB1に上がった時にああいうことがあって良かったと思えるので…その分、僕も毎年毎年、広島への思いが強くなっているので、こうやってB1昇格の権利を得るところまできたことは、非常に誇りに思っていますし、チームとしても、地道に広報活動とか、学校訪問とか、クリニックに行ったり、地域での活動を続けてき効果が表れているのかなと思っています。

 

B1ライセンス獲得に向けての特別協賛

広島ドラゴンフライズではB1ラインセンス獲得へ向け、クラブ経営安定化のための協賛を広く広島県民、ファン対象に募っている。金額は1万円、3万円、5万円の3種類。2019-20シーズンの選手グッズから希望する選手を選択できる。特別協賛1万円セットは1万円(税込)で好きな選手グッズ3万円相当、3万円(同)セットは同10万円相当、5万円(同)セットは同15万円相当が贈られる。

申し込みは広島ドラゴンフライズオフィシャルサイトで
hiroshimadragonflies.com/news/detail/id=14946

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