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2020年09月03日
編集部

神戸ノエビア参考に本体222億4500万円…のアバウトさと「県知事がお金を出すにあたってちゃんと…と言ってたのに何で?」の市議の声…ウイズコロナの広島中央公園サッカースタジアム問題点に迫る(7)

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サッカースタジアム
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9月11日から始まる広島市議会本会議を前に9月3日、都市活性化対策特別委員会が広島市役所議事堂であった。

その中で「サッカースタジアムの建設と基町地区におけるまちづくり推進」について、市と県の負担割合の問題が中途半端なままことを進めようとする市の方針への疑問と要望、またコロナ禍における様々な弊害が予想される中でスケジュールを予定通りに進めようとすること自体への心配や疑問、提案といった類の声が複数の委員から相次いだ。

特に委員たちが強く市の担当者に”詰め寄った”のは、すでに各メディアで明らかになっているとおり、サッカースタジアム建設費用のうち県市の負担分について、湯崎知事が広島市の「折半」案を「白紙」としていることについて、だ。

市の担当者も「はい、完全に合意とは認識しておりません」とした上で県から要望の出ている「広域からの集客に繋がる施設機能の具体化を急ぐ必要がある」との県側の「お考え」に対して「市として協力していく段階」とした。

だがその程度の返答では委員の”突っ込み”は止まらない。

「1対1のいうのはいつ、どういう場面で確認したのか?」

「もともと県がお金を出すにあたって、そういう計画をちゃんと立ててもらわないといけませんよと言うようなことを言われていたのに、なぜ今になってそういうのがまだ整ってない状況になったのですか?」

…と時間軸ついて問う声が何度も上がったが市の担当者は「これまでの県との話し合いで…」とだけ答えて時期は明言しなかった。

だが時期は大事だ。こんな”大騒動”になったのは湯崎知事側が広島市のやり方、そして松井市長の進め方に強い不満と不信感を持ったからだ。

8月28日付の中国新聞によれば「1対1」の考えは7月下旬になってやっと県議会の一部に伝えた、とある。9月の市議会に出す話を1カ月の猶予しかないタイミングで出す方がおかしい。

その後、これも中国新聞によれば松井市長、湯崎知事、広島商工会議所の池田会頭、サンフレッチェ広島の久保会長の4者が「トップ会談」を開いてこの件について話をしたことになっている。

それは間違いない。ひろスポ!ではすでに報じたが、その4者会談はおそらく過去の事例からして30分前後のはずだがそのうち20分ぐらいは湯崎知事が延々と広島市の案について”反発”したことが確認されている。

この4者会談。この日の都市活性化対策特別委員会に向けた最終確認だろうから、おそらく8月の盆休み明け以降に開かれているはずで、やはり時間がタイト…

なお「1対1」の問題以外で各委員が口にしたのは、コロナ禍のこの時期どうしてそんなに無理してまで急ごうとするのか?建設費だって本当に集まるのか?という点だった。

これに対して市の担当者は「コロナを踏まえて、寄付金の話は進めている」「平成25年から検討を開始して様々な経緯を経て今に至っており皆様の強い思いがあ」「官民あげてオール広島で支援し、皆様の思いに応えるためにスケジュール遅れのないよう、本年度中に事業者選定をすることで4者で合意に至っており…」などいろいろと応えていた。

しかしよくよく振り返ってみれば、松井市長と湯崎知事が一時期、強引に広島みなと公園にスタジアムを持って行こうとして遅れたぶんが一番近いところの無駄な時間であったことは誰の目にも明らか。自己責任の世界。

それなのにまた松井市長と湯崎知事が反目してこの始末…

なお、委員会の中でスタジアム本体工事費は222億4500万円であることが報告された。

その際、「このサッカー場は日本や世界のサッカー場と比較してどのレベルですか?」の委員の質問に対して市の担当者は「昨年度開設したノエビアの神戸のスタジアム、これがちょうどこれから作るスタジアムと同様の人数で約230億円、これは既設のスタジアムを改装した額です」と答ていた。

ノエビアスタジアム神戸の大改修工事完了は2001年11月だ。2002年の日韓共催W杯に向けて生まれ変わった。誰も突っ込まないし、女性委員もふんふんと頷いて聞いていたが、なんともレベルの低いやりとり…担当者の”やらされている感”が滲み出た場面と言ってもいい。

それにスタジアムは神戸だけじゃない。規模に多少の大小はあっても広島が参考にすべきスタジアムは世界中にいくらでもある。実際、広島市はサンフレッチェ広島などとの海外視察も済ませている。お隣の韓国にもスタジアムはたくさんある。

なのでこの類の質問には最低でも国内外で5ヵ所ずつくらいはスタジアムの具体例が出てくるようでないとお話にならない。

サカスタ問題をもう何年も、いや十数年取材してきたが、トップも入れ替わり担当者もどんどん交代して、新たにその職務に就いた者には過去の経緯のアウトラインは理解できても「なぜそうなのか?」までは分からない。

都市活性化対策特別委員会での”珍問答”も、そろそろ見飽きてきた感がある。

次回は松井市長と湯崎知事の仲を掘り下げる。

広スタ特命取材班

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