画像はコロナ感染対策を万全にして1月に開催されたエフピコアリーナふくやま
広島ドラゴンフライズは3月26日午後11時を回って、翌27日に広島市西区の広島サンプラザホールで開催予定だった信州ブレイブウォリアーズ戦の試合中止を発表した。28日の試合については未定。
3 月 24 日に対戦したシーホース三河の選手 3名と広島ドラゴンフライズチームスタッフ 1名がこの日、新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたため。シーホース三河の検査実施の情報を受け、広島ドラゴンフライズでも全選手・全チームスタッフが抗原検査・PCR 検査を受け、1名の陽性判定が確認された。
広島ドラゴンフライズ内での選手・チームスタッフの濃厚接触者については保健所が調査中。
広島ドラゴンフライズはシーホース三河戦で連敗を4で止めてブースターと勝利を祝ったばかり。この試合も含めて24日から3月31日までの8日間で地元広島で4試合が組まれており、春本番とともに上昇気流に乗るはずがまたしてもコロナに足元をすくわれた。
広島ドラゴンフライズでは昨年12月にもクラブ従業員の同居家族に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認された。この時は必要な対応を取りながら試合を開催することができた。
直近の広島ドラゴンフライズ活動歴
3 月 23 日(火)シーホース三河戦前日練習
3 月 24 日(水)当日練習ならびにシーホース三河戦
3 月 25 日(木)休養日
3 月 26 日(金)三河および B リーグより陽性疑いの一報を受け全体練習を中止し、全選手・全チームスタッフの抗原検査ならびに PCR 検査を実施、選手、スタッフは自宅待機
Bリーグでは競技の性質上、コロナ感染の危険性が常について回るが、その不安が現実となっている。
27日と28日に開催予定だったシーホース三河と大阪エヴェッサの試合(愛知・ウイングアリーナ刈谷)は両日とも中止になった。
また千葉ジェッツの選手1名の陽性も判明。27日、28日の琉球ゴールデンキングスとの試合(沖縄市体育館)も中止となった。
新型コロナウイルス感染者が発生したことでB1の試合が中止になるのは初めて。B2では群馬クレインサンダーズ、山形ワイヴァンズ、茨城ロボッツ、越谷アルファーズに陽性者が出て試合が相次いで中止に追い込まれている。