サンフレッチェ広島は30日、アウェーでJ1最下位の徳島ヴォルティス戦に臨む。
第5節、3月29日のエディオンスタジアム広島での徳島戦では3-1と快勝した広島だが、森保監督は「今はいい補強で別のチームに等しい」と警戒、29日の練習では10対10で戦術を確認したあとセットプレーにも時間を割き、浦和レッズ戦、セレッソ大阪戦とここ2試合、ゴールのないチーム状況に危機感を持って臨む。
全体練習後、時折言葉を交わしながら居残り組を見守る森保監督(左)と森崎浩司
練習後の森保監督の話
(徳島は)補強して前回より間違いなくチーム力が上がっている。チームから自信が感じられ勢いもある。まったく別のチームと試合をするぐらいの心構えが必要。前回も高崎を起点に苦しめられ、後手に回った。(高崎の)ワントップ・ツーシャドー、あるいはスリートップ、流れによってはツートップ、アドリアーノも非常にいい選手。(サンフレッチェ広島としては)やるべきことを共通認識して、攻守のクオリティーを上げていかないといけない。けが人を含めて試練はたくさんありますが、チームのコンセプトを構築しながら、高みを目指していく。
森崎浩司の話
自分たちでアクションを起こしてしっかり動き続けること。こちらから起こしていかないと何もできない。チーム全体のリズムを作りたい。