画像は坂倉
10月9日 〇7―1巨人 マツダスタジアム
通算54勝65敗11分け
4位変わらず3位巨人まで7差、首位ヤクルトまで16・5差
14時開始・3時間24分、13,958人(広島県集中対策期間)
相手先発 戸郷●3回3分の0、5安打4失点
本塁打 ―
一番センター宇草
二番ショート小園
三番レフト西川
四番ライト鈴木誠
五番ファースト坂倉
六番セカンド菊池涼
七番サード林
八番キャッチャー曾澤
九番ピッチャー高橋昂〇(15試合5勝7敗)5回105球4安打無失点
ケムナ
高橋樹
島内
コルニエル
広島は、自身が「目標としていた」という5勝を挙げた高橋昂の粘りのピッチングと13安打の打線が嚙み合って4連勝。巨人は5連敗。
8月末、首位に浮上した巨人は、そのあと貯金を15まで増やしたが1カ月ちょっとで貯金が3まで目減りした。
巨人はここ13試合で2勝10敗1分けの大失速。しかもこの間、先発投手“全滅”で、クオリティスタート成功も5試合しかない。軸になる投手がいないと、プレーオフの短期決戦では勝ち残れない…
広島は第1戦の山口を4回3分の1でKO、この日の戸郷も3回3分の0でKO!
しかも強烈なストレート(ホームラン)じゃなくてジャブ(連打)をお見舞いしたのは、ともに鈴木誠、坂倉の四番、五番子弟コンビ。山口には五回、鈴木誠の四球で満塁となって坂倉が2点タイムリー。この日の戸郷には、初回に連続タイムリーを浴びせてその出鼻をくじいた。
2日連続でお立ち台に上がった坂倉はこの日、3の2、1四球3打点で打率を・315から・317に上げた。
鈴木誠も3の2、1四球1打点で・318から・321へアップ。ふたりの間にいたDeNA桑原は2の0で・316から・314にダウン。この結果、SS師匠コンビが1、2位に名を連ねた。
鈴木誠が打撃練習の時間の多くをセンターからやや右への柵越えに費やしているのと同様、坂倉も引っ張ることはせずにセンターを中心に打ち分ける。しかも逆スピンのかかった打球の質が実にいい。よって流してもよく伸びる。
この日七回の第4打席で放った右中間への2点打もそう。そして、それ以外の安打はこの2日間、いずれもセンター返し…
カープファンにとって「幸せなこと」であると同時にこれは坂倉にとっても幸せなこと、だ。東京五輪金メダルのその主砲とふたりでセ界の頂きを目指す。”誰にもできない”その経験は、結果がどうであれ、大切な宝物になる。(ひろスポ!・田辺一球)
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(2021年10月8日掲載)