画像はカイル・ミリングヘッドコーチ
B1西地区4位で、プレーオフ確定圏内の3位浮上を目指す広島ドラゴンフライズは1月29日、富山市総合体育館で同地区8位の富山グラウジーズと対戦、68-85の完敗を喫してレギュラーシーズン折り返し地点で前節に続く痛恨の2連敗となった。
広島ドラゴンフライズはこれで18勝12敗、勝率・600。4位は変わらないが、新型コロナ感染の影響で3週間のインターバルがあった島根スサノオマジックがホーム(米子産業体育館)に東地区4位のサンロッカーズ渋谷を迎えて今季2番目に多い得点を挙げて109-77で爆勝。島根が休んでいるうちにゲーム差を詰めるはずだった広島は逆に3差をつけられた。
広島は前半で32-47とされ、早々に敗戦濃厚となった。富山の早いリズムのオフェンス、ディフェンスに対して自分達のリズムを作ることができなかった。3ポイントシュート成功率は41・7パーセントの富山に対して21・1パ―セントに止まった。厳しい言い方で大変申し訳ないが、チャンピオンシップを目指すのだからそんな試合をしている場合ではない…
※チャンピオンシップ…2021-22シーズン B1リーグ戦における各地区の1位、2位および3位のクラブと、各地区の上位3クラブを除いた16クラブのうち上位2クラブが本大会に参加する。トーナメント方式で、準々決勝、準決勝および決勝は全て2試合行う。3位決定戦は行わない。
この日の第19節GAME1、全11試合のうち4試合が新型コロナの影響で中止となった。今後のスケジュールを考えると、各クラブとも予定の全60試合を消化することは難しい。
残りあと何試合が消化できるか不確定な状況だけに「1敗の重み」は戦うごとに大きくなる。島根はこれで勝率・700に乗せたが、それをおいかけるには7勝3敗以上のハイペースが必要になる。が、広島は直近5試合で2勝3敗。そのうち富山に2敗。もう負けられない…という状況になりつつある。
カイル・ミリングHC
出だしからリズムを作れなく、相手の方がエナジーがあり、フレッシュなスタートを切っていた。リバウンドとフリースローの成功数を見ても相手が圧倒的に多く、後半は若い選手を中心にエナジーを取り戻せたが追い付くことができなかった。しっかりと切り替えて明日の試合に望んでいきたい。
B1第19節GAME1
広島ドラゴンフライズ 68-85 富山グラウジーズ
1Q:19-22
2Q:13-25
3Q:20-16
4Q:16-22
入場者数:1,200人
<スターター>
広島:寺嶋良、辻直人、アイザイア・マーフィー、チャールズ・ジャクソン、ニック・メイヨ
富山: ブライス・ジョンソン、水戸健史、宇都直輝、晴山ケビン、ジョシュア・スミス
広島ドラゴンフライズ
◆得点
トーマス・ケネディ11得点
ニック・メイヨ 10得点
チャールズ・ジャクソン 10得点
辻直人 10得点
寺嶋良8得点
◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 8リバウンド
ニック・メイヨ 5リバウンド
トーマス・ケネディ 4リバウンド
◆アシスト
青木保憲4アシスト
ニック・メイヨ 3アシスト
辻直人 3アシスト
寺嶋良 2アシスト
アイザイア・マーフィー 2アシスト
富山グラウジーズ
◆得点
ブライス・ジョンソン 18得点
ジョシュア・スミス13得点
ジュリアン・マブンガ 12得点
◆リバウンド
ブライス・ジョンソン 12リバウンド
ジョシュア・スミス 7リバウンド
ジュリアン・マブンガ 4リバウンド
◆アシスト
宇都直輝 6アシスト
ジュリアン・マブンガ 5アシスト
小野 龍猛 3アシスト
上澤 俊喜3アシスト
ブライス・ジョンソン3アシスト
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