画像は森下投手、赤字に白の背番号だどくっきり…
新井貴浩新監督の就任会見が10月12日、2023年シーズン用の新ユニホームお披露目会見に新井貴浩監督が“乱入”したのが15日、そして新井兄弟のマツダスタジアム“共闘”が報じられたのがきょう18日。
ネットではカープファンが「新井兄弟が揃ってカープのユニフォーム着るなんて!!」と感激している。
広島球団では17日、早くも「新ハイクオリティユニホームの先行受付」を始めた。新コーチ陣の発表前で、戦力外通告もこの先第2弾があるというのに、だ。
しかも、ネット上には新ユニホームに対する疑問の声が渦巻いている。ファンの声に抗い開幕前にシーズンチケット一斉販売を長らく続けるなど、過去には山ほどあった広島球団お得意の“強硬突破”がまた繰り返された。
ネット上では、例えば…
・カープのユニフォームのデザインに関わった人たちの中でロゴや背番号が見えないって声は一切出なかったのか?出たけど見えなくても良いかってなったのか?どっちにしても相当ヤバいと思うのだが
・別に「ダサい」とは思っていません。ただ、それ以前の問題だな、と。
・ビジユニの地が赤×文字も赤は万人にとって判別しにくい。色覚障がいのある人にとっては尚更判別しづらい
…など至極当然の声が上がっている。それを広島球団が知らぬはずはない。球団担当者のネットパトロールは徹底されている。このひろスポ!もそう…
もちろん、新ユニホームを支持する声も多数、存在する。
「ビジターをみんなが着たら、今まで以上に赤くなっていいんじゃない?」と。そういう意図からの仕上がりになったのは間違いない。
テレビ、新聞はもちろん、ひろスポ!も「お約束の監督乱入?やっぱり新井さんにはひろスポ!既報通り赤×赤の25番、カープ新ユニホーム発表」のヘッドラインで新ユニ発表ニュースを伝えた。
球団側の発表をそのまま記事にした形で、確かに「赤×赤」とやれば耳障りはいい。でも、それでは背番号が埋没してしまう。シルバー世代のファンや視力が弱いファン(筆者もそうだ)は遠目から選手が誰なのか確認できない。
赤×赤は「公認野球規則」やNPBではクリア、なのかもしれないが、Jリーグならそうはいかない。
Jリーグのユニホーム要綱では、「サッカー競技規則」および「Jリーグ規約」第49条第4項の規定に基づき、 公式試合におけるユニホームについて「背番号は、服地と明確に判別できる色のものとし、服地が縦縞などであって明確な識別が困難な時には台地をつけるものとする」とある。
競技性の違いから、サッカーはより背番号が頼りになる面はあるが、今回の一件はそういう問題ではないだろう。
このままでは、せっかく新井監督が25番をつけることで盛り上がっているカープファン、広島県民すべてに受け入れられるような環境が作れず、何より新井監督にとって無用な逆風にならないか?(ひろスタ特命取材班&田辺一球)
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