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2022年10月04日
編集部

マツダスタジアム、カープチケット転売?やっと広島県内初の逮捕者、横行する高額転売、誰に忖度してこうも遅くなったのか?

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画像の左の男性は2018年3月1日にマツダスタジアム窓口で525万円分のチケットを購入した…

 

中国新聞ネットニュースが10月5日、広島市安佐南区の会社員男性(52)、いわゆる転売ヤーについて、入場券不正転売禁止法違反の疑いで広島中央署に逮捕された、と報じた。昨年3月10日と4月10日に「スポーツ観戦チケット3枚」を定価の4倍近い金額で広島県外の人に譲渡した疑い。

 

 

転売を繰り返していたと広島中央署は見ている、という。

 

 

記事内では「スポーツ観戦チケット」としか書いてないが誰がどう見ても9割方、マツダスタジアムでのカープ公式戦だろう。どうしてそこを”ぼかす”のか?

そこにはある”意図”を感じずにはいられない。

 

 

広島県警はカープ球団と親密な関係にある。啓発ポスターでは頻繁にカープナインが”登板”する。

 

 

入場券不正転売禁止法は2019年6月14日に施行されたが、同法での摘発は県内初だと記事にはある。

 

 

広島県警はチケット転売問題を長らく放置してきたと言ってもいいかもしれない。いったい誰に忖度しているのか?

 

 

ひろスポ!の広スタ特命取材班では2019年以降、直接、広島東署と広島南署を訪ね、転売ヤーの顔写真や転売ヤーの住むマンションの情報まで提供したが、担当部署はまったく動かなかった。

 

 

そうこうしているうちに大事になった。

 

 

2021年2月8日、要するにマツダスタジアムなどで公式戦チケットが一斉発売される前のタイミングで全国紙やテレビニュースが一斉にマツダスタジアムチケット転売逮捕者のニュースを報じた。…都内の無職男性(45)とコンビニ店員女性(56)の二人が、2015年以降、セ・パ複数球団の主催試合やプロレス観戦チケットをインターネット転売サイトで不正転売して計9600万円を売り上げた。複数球団のファンクラブに入ってチケットを購入し、転売サイトに繰り返し出品していた。

 

 

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(2021年2月8日掲載)

 

この男女二人は2020年7〜9月にかけて、マツダスタジアムで行われた広島対DeNA戦など4試合のチケット8枚(計約1万3000円相当)をチケット転売サイトに出品して約5倍の値段に当たる計6万6000円で不正に転売した疑いで逮捕された。

 

 

2015年以降とあるが、2015年は黒田博樹と新井貴浩のW広島復帰でカープ人気が沸点に達し、マツダスタジアムが初めてシーズン200万人集客を達成した時だ。マツダスタジアムで二人さらに旨味を覚えたか!?

 

 

この事件発覚の遥か以前から、ひろスポ!の広スタ特命取材班では12球団のチケット転売防止策などを調べていた。DeNAなどはかなり早くからチケット転売防止のための専属班を設け、成果を上げていた。

 

入場券不正転売禁止法施行後も12球団の対応にはばらつきが生じていたはずだ。広島東洋カープのチケット転売に対する対処はかなり甘いものだったのだろう。だいたい、マツダスタジアムでは、チケット不正転売禁止法施行より遥かに以前からネットでの高額転売が漫然と大規模に、毎試合ごとに繰り返される状況が生まれていた。カープ球団にはファンから直接、転売防止策を求める声が何度も届けられたが、球団側がファンに向けて、明確な回答がなされた事実は確認できていない。

 

 

2021年2月の男女二人の逮捕では、この二人は元同僚で、マツダスタジアムの年間指定席を事前に購入して試合ごとに転売していた(警視庁生活安全特別捜査隊)、という。男性の方は収入を過少申告したとして2018年に国税当局から追徴課税されてもいる。女性は自身の名義で購入したチケットを男性へ郵送するなど役割分担していたという。

 

 

年間指定席のチケットにその席からのグラウンドの様子が分かる写真入りでネットオークションに出すのだから、球団職員がそれをチェックしていればどこの席の誰か判明する。そういう当たり前の作業を怠る、それが「市民球団」を標ぼうするカープ球団の実態、ということになる。

 

 

転売で多額の収入を得ていた広島県民は、今回の広島市安佐南区の会社員男性だけではないことは、100パーセント、イエス!だろう。

 

 

一罰百戒、で締め、で終結させず、判明した法令違反者は継続して逮捕していかないと、今後もマツダスタジアムが満員になるたびに転売ヤーたちが暗躍することになる。

 

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