画像は日南キャンプ最終日、ファーストの守備に(グラブのまま)つく西川龍馬、その右は末包昇大
西川のファースト守備動画
花粉にもメゲず、西川、日南最終日ファーストの守りも披露#カープ #carp pic.twitter.com/onAs49SYtV
— 田辺一球 (@tanabeikkyuu) February 15, 2023
新井カープに坂倉・龍馬…
広島は2月21日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで今キャンプ2試合目となる対外試合を行った。相手はすでに7試合を消化して実戦勘に優れる吉井理人新監督率いるロッテ。
試合は6対4でロッテが勝った。
広島スタメン
DH秋山翔吾
レフト西川龍馬
サードマット・デビッドソン
ファーストライアン・マクブルーム
ライト堂林翔太
センター大盛穂
セカンド上本崇司
ショート小園海斗
キャッチャー石原貴規
四回の守りの時、ベンチが動いた。西川をファーストに回してマクブルームに代えてレフトに田村俊介。小園をサードに回してショートに田中広輔が入った。
「サード田中」は“あり”でも「ファースト西川」には驚きの声が上がったはずだ。しかし宮崎・日南キャンプ最終日(2月15日)、西川は無難にファーストゴロをさばき首脳陣に“できる男”であることをアピールしていた。
「ファースト西川」のテストは終盤での守備固めを想定したものだが、同時に昨季、サードとファーストでの出場が主だった坂倉将吾の起用法にも関係してくる。
新井貴浩監督の下、「捕手一本」での調整を続ける坂倉は日南から沖縄と続くキャンプ期間中、(見えるところでは)ファーストミットやグラブに触っていない。
しかし、一方で沖縄から一軍に合流した曾澤翼は温暖な気候と相まって調整ピッチを上げている。やがて菊池涼介とともに対外試合に出場するだろう。
坂倉は昨季、チームでただひとり、全試合に出場した。その打力をベンチに寝かせておくことは考えにくい。
ただ坂倉の全試合出場については、課題の残る捕手での「一本」となると辛いものがある。
石原慶幸バッテリーコーチの指導を受ける坂倉将吾
どこでどう折り合いをつけるか?
「四番マクブルーム」は鉄板で、ゆえに前後を固めるのは左打者がいい。
坂倉はこの試合の途中からマスクをかぶり、七回、二死無走者の場面で打席に立つとその初球をライト席後方の防球ネットにぶち当てた。
坂倉と西川はともに現在、宮崎市で行われている侍ジャパンのキャンプに呼ばれてもおかしくない“戦闘能力”を有している。
坂倉と西川、坂倉・龍馬でカープ新時代を切り拓く…
(ひろスポ!キャンプ取材班&田辺一球)
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