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【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > カープ > 新井貴浩監督にも読んで欲しい…開幕間近でスポニチ連載コラム「江夏の21球」場面、いつもスポーツにはドラマあり、”三苫の1ミリ”と”三村の1ミリ”
2023年03月27日
編集部

新井貴浩監督にも読んで欲しい…開幕間近でスポニチ連載コラム「江夏の21球」場面、いつもスポーツにはドラマあり、”三苫の1ミリ”と”三村の1ミリ”

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画像は3月27日付スポニチ「我が道」連載から

 

ひろスポ!では3月1日にこの記事↓をアップした。

 

 

スポニチ連載開始の「我が道」江夏豊さん、カープファンも必見かも… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)

 

 

連載はきょう3月27日付紙面で26回目となり、いよいよ「江夏の21球」。

 

 

すでに多くのメディアで紹介されてきた、カープ球団史に、日本球史に残る名場面。

 

 

口の悪い?人は「ただ自分で満塁にしただけ」と評するのではあるが、そこからの展開は、先のWBC侍ジャパンや、森保ジャパンのカタールW杯“三苫の1ミリ”に重なる要素が詰まっている。

 

 

この日のスポニチコラムでは4対3で迎えた九回無死満塁、打席に佐々木恭介のところで初球ボール(12球目)、2球目ストライク(13球目)、3球目ファウル(14球目)のところが「1ボール2ストライクから」という文字になっている。

 

 

しかし14球のファウルは三塁線で横っ飛びするサード三村敏之のグラブの先を抜けて行った。

 

 

グラブに触っていればサヨナラ…

 

 

まさに1ミリの差…

 

 

ひろスポ!取材班では、このワンプレーについて直接、三村敏之氏から聞く機会があった。

 

 

確か、こんな早春の頃、ゴルフに誘われた時のことだったような…

 

 

三村さんとは広島二軍監督時代の1990年代初頭から話をする関係にあったが「江夏の21球」について聞かせてもらったのは1度きり。“女子”たちに囲まれてカラオケの時も、ヨットで瀬戸内海を満喫している時も、米国メジャーリーグ各球団を回った時も、宮島で花見した時も、福山大学野球部を訪ねた時も、一度もそういう話にはならなかった。

 

 

で、グラブに触れていた(あるいは触れた感触があった)のか、触れてはいなかったのか、については、微妙な言い回しではっきりとは教えてもらえなかった。

 

 

三村さんは常にポジティブ思考であり、広島商野球の申し子として、カープV1戦士として、監督として数々の業績を積まれた方であるにもかかわらず誰にでも優しかった。

 

一方で”松山からの金本強制送還”など、厳しさを前面に押し出したエピソードにも事欠かない。

 

しかし”強制送還”は後付けのようで「カネ、早う直して帰ってこいよ」と実は声をかけてもいたという。

 

厳しさと表裏一体の優しさ。それはもうすぐ開幕を迎える新新井貴浩監督の立ち姿とも重なる。

 

 

江夏さんは、三村さんから佐々木恭介のファウルについては聞いていたのだろうか、あるいはどう聞かされたのだろうか…(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)

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