画像は九里
※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。
8月22日(横浜スタジアム)DeNA-広島19回戦
広 島 400 100 000・5
DeNA 000 000 000・0
広島の先発九里が今季3度目の完封で7勝目をマークした。九里は6月30日のヤクルト戦(神宮球場)で完封勝ちを収めて以来、6試合続けて勝ちから見放されていたがその悔しさをまさに”完封”する投球となった。
以下、コイ即便|田辺一球|note より、試合の模様を流用する。(記事内容は”速報値”)
広島スタメンときょうの留意点↓
一番はきょうも野間かと思ったら菊池でした、対今永は4月3の1、7月3の1、8月は初回先頭打者アーチなど3の2、こりゃ期待大です!
二番に野間、同じく8月は打率・333、4月空振り三振、遊ゴロ併殺打、捕邪飛。7月空振り三振、遊飛、死球、中前打。8月四球、左飛、空振り三振
三番に小園復活!同じく7月は3の2、8月はライト線二塁打と空振り三振
四番にレフト龍馬、今永との対戦は3の0だった4月以来
五番サードマット固定、8月はベンチスタートで今永と対戦なし、4月と7月は計6の1だがお立ち台でチームの勝利に貢献!と頼もしい
六番ファースト堂林、7月の対戦は代打で左飛、8月は見逃し三振と右飛だがお立ち台3人衆だからきっと打つ
七番キャッチャー曾澤、坂倉はベンチスタート、今永とは今季初対戦、九里のムダな四球防止お願いします
八番ライト末包も固定。お立ち台3人衆全員スタメン!
ピッチャー九里、自身のマインドコントロールが勝利につながる、三浦さんは当然、九里から柵越えの牧とその後ろ五番にソトを入れてきた。四球もダメだが被弾もダメ、低目とコーナーを突く九里らしい投球で封じたい
DeNA
ライト梶原
センター桑原
レフト佐野
セカンド牧
ファーストソト
キャッチャー戸柱
ショート京田
サード林
ピッチャー今永
1回表
菊池…1-1まで見てゴロ左前打、いきなり菊池らしさ全開、まさに相性
野間…1-1まで見て得意の流し打ち、ここも速いゴロがレフト前に抜けていった、無死一、二塁
三番に小園…初球絶妙三塁線バント、今永7球で一死二、三塁のピンチ
龍馬…初球148キロファウル、カーブボール、インコース変化球空振り、今永外狙ったスライダーが中へ…ファウル、低目149キロ詰まりながらもレフト左へ落とした、2者生還
DB0-2C
一死一塁でマット…初球ファウル、2球目右飛
堂林…初球144キロ外ボール、2球目も真っ直ぐこれを右打ち!、横浜の曇り空に放物線、ぐんぐん伸びてそのままスタンドイン!
DB0ー4C
曾澤…2-2から7球目ファウル、8球目もファウル、9球目カーブはボール、そして10球目左前打、今永26球早くも大ピンチ
末包…ストライクとファウルで2ストライクからの146キロ空振り三振
1回ウラ
さあこれで九里がどんな立ち上がりになるか?
梶原…初球三塁線抜く二塁打…いやファーストで止まった、初回の守備で梶原足痛めた模様、代走関根
5試合ぶりスタメンの桑原…初球ストライク、ボール、ファウル、4球目低目ボールだがえらく力入っている、5球目高目に浮いて左飛、危ない球だった
佐野…初球147キロ内角はボール、外の141キロもボール、3球目アウトハイ、センター大飛球野間フェンス背にジャンプしてキャッチ
牧…内角146キロボール、外145キロボール、3球目スライダー遊ゴロ
DB0-4C
2回表
DeNA関根はそのままライトへ
九里…いきなりファウルで粘る、今永にはボディブロー、戸柱たまらず内角に構えるがこれもファウル、9球目見逃し三振
菊池…3ボールになった、ストライク、ファウル、スライダー空振り三振
野間…外スラボール球ハーフスイング3球三振
DB0ー4C
2回ウラ
ソト…初球から振ってきた右ファウル、ハーフスイングで2ナッシング、ファウル、外完全にボール、5球目低目だがレフトフェンスの上の方に当たってシングルヒット
戸柱…ボール、ファウル2つ、ボール、レフトポール際ファウル、6球目低目スライダー空振り三振
京田…初球一ゴロで3・6・3ゲッツー!ナイス
DB0ー4C
3回表
小園…ストライクと空振りで2ナッシング、7球目外の140キロ空振り三振、これで今永5者連続三振
龍馬…初球ファウルのあとのスローカーブ打ったら一ゴロになった
マット…6球目ワンバン空振り三振、今永3回で62球
3回ウラ
宮崎の抹消でサード守るルーキー林…フルカウントからの7球目空振り三振落ちる球
今永…3球三振
梶原…1-1から一ゴロ
DB0-4C
4回表
堂林…3ボールになって今永表情曇る、ストライク、5球目高々と夜空に放物線、レフトスタンドへ2打席連続9号ソロ、今永の表情さらに曇る
DB0ー5C
曾澤…三ゴロ
末包…ストライクと空振りで2ナッシング、アウトローチェンジアップボール、外の変化球ひっかけて三ゴロ
九里…ここもファウル打法で最後は空振り三振
4回ウラ
桑原…2-1から3連続ファウル、九里首振って落ちる球投げた!空振り三振
佐野…1ストライクから左飛
牧…ボール、ファウル、ボール、ファウル、九里の気持ちも分かるがかなりテンポ悪い、5対0のリズムじゃない、5球目セカンフライで3アウト
DB0ー5C
5回表
82球の今永マウンドへ
菊池…4球目三邪飛
野間…2球目左飛
小園…1ボールから打ち上げたレフト線追いかける京田追いつけない、二塁打
龍馬…1-1からスライダーファウル、アウトロー真っ直ぐボールで2-2、118キロワンバン暴投で小園サードへ、ワンバン空振り三振
DB0-5C
5回ウラ
ソト…1ボールから痛烈サードライナー、マット真上に大ジャンプ
戸柱…1-1からライトオーバー二塁打、九里片っ端からいい当たりされている
第1打席ゲッツーに取った京田…1-1から詰まった打球センター前に落ちて一死一、三塁
林…内角ボール、ストライク、ファウル、またファウル、低目ボールで2-2、ベイファン大声援、緩い球ファウル、インスラ空振り三振!
二死一、三塁で今永の代打は楠本…初球127キロストライク、アウトハイ145キロボール、3球目右飛で3アウト
DB0-5C
6回表
DeNAは92番の右腕宮城、プロ3試合目の登板
マット…1-1まで見て150キロファウル、鋭いフォーク空振り三振
2打席連続ホームランの堂林…真っすぐ顔の高さ、内角149キロ遊ゴロ
曾澤…2-2から体に近い150キロに曾澤声が出る、149キロファウル、151キロもファウル、150キロ中飛
DB0ー5C
6回ウラ
九里まだ69球、球数少ないのは四球がないから、投チャンネルとの約束?を守っている
関根…4球目落ちる球空振り三振!
桑原…1、2球ファウル、3球目レフト正面フライアウト
佐野…2ボールから佐野満振りのファウル、ファウル、またファ、低目146キロわずかにファウル、6球目二ゴロで3アウト、九里はクオリティスタート成功!
DB0ー5C
7回表
宮城続投
末包…真っすぐファウル、カーブストライク、ワンバン、外際どいがボールで2-2、外完全にボール、150キロファウル、150キロ浮いて四球、代走大盛
九里そのまま打席へ…初球ナイスバント、一塁線、一死二塁
菊池…1-1まで見てファウル2つ、低目打って中飛で大盛サードへ
野間…外真っすぐストライク、真っすぐ左へファウル、ワンバン、内角カーブボール、138キロ当てて遊ゴロ
DB0ー5C
7回ウラ
九里83球無四球、大盛センターへ、野間ライトへ
牧…ボール、ファウル、ボール2つ、142キロファウルでフルカウント、外の128キロ詰まってセンター前に落ちた、突っ込む大盛届かない
ソト…1ボールから左中間へ…龍馬よく捕った、ぎりぎり
戸柱…1ボールからゴロ右前打、一死一、二塁
京田…125キロスライダーストライク、アウトロー141キロボール、外142キロツーシームボール、真ん中低目ボールで3-1、131キロ沈む球ファウル、130キロ沈む球空振り三振!九里実によく粘る
林の代打大和…1-1からファウル、4球目141キロ中飛
DB0-5C
8回表
DeNAは田中健二郎
小園…2ストライクからのカーブを右手で巧く拾ってライト前に落とした、矢野に負ける訳にはいかない
龍馬…追い込まれてエンドラン、得意の龍馬変則打ち、ライト前ヒットで無死一、三塁
マット…フルカウントから三ゴロで三走の小園挟まれてタッチアウト、一死一、二塁
堂林…129キロ空振り、140キロ右にファウル、142キロファウル、落ちる球空振り三振
曾澤…フルカウントから落ちる球空振り三振
DB0-5C
8回ウラ
九里続投、103球
代打藤田…ファウルで2-2になった、快音右前打
関根…三塁側セーフティだ、九里落ち着いてさばいて一死二塁
桑原…初球ファーストハーフライナー
二死二塁で佐野…初球ショート正面ゴロが飛んで3アウト!
9回表
DeNAはエスコバー
大盛…3ボールからストライク、ボールだ四球
九里そのまま打席へ…3バント失敗
菊池…強い遊ゴロ、6・4・3併殺打
9回ウラ
九里6月30日以来、7試合ぶりの勝利までアウト3つ、菊池さがってショート矢野、セカンに小園
牧から…外ボール、125キロスライダーストライク、また125キロストライク、低目ファウル、内角ファウル、低目132キロボールで2-2、次もボールでフルカウントからの8球目スライダーサンゴロ、四球出さない徹底
ソト…インロー攻めて6球目チェンジアップ空振り三振!
戸柱…初球128キロ三邪飛でゲームセット!九里128キロ完封、ガッツ溢れる勝ち星になった
DB0ー5C
以下、試合前にアップした、きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note より
予告先発は広島が九里(6勝5敗)、DeNAが今永(7勝2敗)
正午現在、都内では一部強い雨が降っている。神奈川県の降水確率は午後6時まで60%、そのあと40%。
きょうは中5日で九里。6月途中から九里-大瀬良の順番できて、大瀬良をピースナイターで投げさせるために球宴明けから大瀬良-九里の順番になり、また元に戻った。
いらぬことをやると、あとでしわ寄せがくる。あすが大瀬良、3戦目が床田。右腕-左腕-右腕で組むのが一番いいような気もしないでもないがそこは新井監督、藤井ヘッド、黒田博樹アドバイザーらの深い考えによる。
九里は6月30日のヤクルト戦で9回109球、5安打8三振無四球完封勝ち。そのあともう6試合勝てていない。7月3試合では防御率6・19。8月3試合も防御率4・15とやや良化しているが月間の与四球数は6個から9個に増えている。九里の場合は無駄な四球の有無がバロメーターだろう。
DeNAとは今季3度対戦して0勝2敗、防御率5・68、3発被弾(牧2発、ソト1発)と厳しい数字が続く。
前回対戦は8月1日のマツダスタジアムできょうと同じく今永と投げ合った。結果は今永の4回1/3、5安打7三振2四球1失点(初回、先頭菊池のソロ)に対して6回1/3、9安打3三振2四球2失点。勝っている状況で栗林につないだが継投失敗、2対1からひっくり返された。
今永の方はその後、8日の中日戦が6回で9奪三振も自責4、16日のヤクルト戦が5回で8奪三振も自責6と調子を落としたままになっている。
ただ今季3度の対戦トータルでは対戦防御率0・44、1勝0敗と今永に軍配、4月21日のマツダスタジアムと7月15日の横浜スタジアムではいずれも8回ゼロ封されている。
マットはここまで6の1、末包は5の0、堂林も代打などで3の0。お立ち台の右3人を新井監督はどう使うか?的確な左腕対策が求められる。
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カープダイアリー第8353話「無四球完封で2カ月ぶり勝利、そして九里から大瀬良へ『あしたは大地がやってくれると思います』」(2023年8月22日)|田辺一球 (note.com)