J1連覇のあと今シーズン、無冠のままリーグ戦最終戦を12月6日に迎えるサンフレッチェ広島が”ピンチ”に直面している。
トップチームの強化を下支えしてきたユースチームが今シーズン大苦戦、光明を見い出せないまま同じく12月7日にホームの吉田サッカー公園で最終戦を迎えようとしているのだ。
サンフレッチェ広島F.Cユースは11月30日にあった高円宮杯U-18プレミアリーグ17節で東福岡高校に0-2で敗れた。前半を0-0で折り返し、後半の17分と36分にそれぞれ失点した。
ホームでも東福岡高校に2-4で敗れているサンフレッチェ広島F.Cユースは高校チーム相手に痛恨の連敗を喫し、勝ち点26で現在6位。勝ち点を25とした東福岡高校がすぐ後ろまで迫ってきた。
プレミアリーグ第1回大会、第2回大会で連続「日本一」に輝いたサンフレッチェ広島F.Cユースは昨年プレミアリーグウエスト3位。その栄光が過去のものになりつつある。
しかもプレミア・リーグウエストは現在、首位のヴィッセル神戸U-18以下、2位セレッソ大阪Uー18、3位ガンバ大阪ユース、4位名古屋グランパスU18、5位京都サンガF.C. U-18と上位5チームにJリーグ勢が並ぶ。サンフレッチェ広島F.CユースはJリーグ勢では最下位に甘んじている。
12月6日(土)にはエディオンスタジアム広島でトップチームがJ1リーグ最終戦に臨む。相手はベガルタ仙台、午後3時30分キックオフ。
翌日7日のサンフレッチェ広島F.Cユース最終戦は名古屋グランパスU18をホームに迎えて午後1時キックオフ。どちらの最終戦もサポーターの熱い声援で勝利に導くことができるか…
なお東福岡高校はアウェーでサンフレッチェ広島F.Cユースと並ぶ勝ち点26の京都サンガFC U-18と対戦する。