去年の天皇杯は、現在はJTに所属している中島くんが居た近畿大学に二回戦でフルセット負けし、「Vプレミアチーム・初戦敗退」と大きく書かれて、苦い思いをしました。
リーグを中断してまでやる意味あるんかい!?と、大会自体に悪態をついていた気がします。
今年は、大会開催中に、プレミアチーム所属選手が窃盗罪で逮捕され、東レチームが大会を棄権する、という、嫌なオチがつきました。
バレーボール界を憂う問題ですよね…。
平成26年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会
高校生・大学生・チャレンジ他も含めた551チームが、日本のクラブチームの頂点を決めるべく、戦いました。Vプレミアチームはシードされているので、ファイナルラウンド(12/10~14)二回戦からの出場です。
我がJTサンダーズの初戦は、東海大学。一回戦でチャレンジリーグの大同特殊鋼レッドスターを破り、二回戦に進んできました。
これを セットカウント3-0で破り、三回戦・準々決勝に進みます。準々決勝からは、Vプレミアチーム同士のつぶし合いになります。
先ずは、準々決勝。FC東京戦。
レオが第2セット途中で負傷(見ていた人によると、顔面レシーブをしたようです)で、OPを安井に交代したものの、安井も着々と得点し、セットカウント3-0で勝ちます。
が第3セットは相手を追う展開になり、リズムをなかなか掴めません。15-16の場面から、16-16に追い付くと、ブロックでシャットして連続得点し、ひっくり返しました。
準決勝は、堺ブレイザーズと対戦。第1セットは取りますが、第2セットはサーブで崩され、リードを許します。小澤→八子・深津→井上の交代で追い上げを計りましたが一歩及ばず、このセットを落とします。
第3.4セットは、八子と井上をそのままスタメンとし、リズムを作ります。
全4セット通じて、ブロックでリズムを作り出し、MB町野・筧本を中心に15本のブロックポイントが光りました。
決勝戦は、昨季Vプレミアリーグファイナルラウンド、黒鷲旗決勝 に続いて三度目の対戦になる、パナソニックパンサーズ。
JTサンダーズのスタメンは、MB町野・筧本、WS越川・八子、OPレオ、S井上、L酒井。
第1セットこそ、両者譲らないシーソーゲームでしたが、第2.3セットは、相手のミスもあり、終始JTペース。八子くんが上手く打っていたこと、レオや越川さんがそう多くない打数の中(ようするに、偏ってない、ということですね)で気持ちよさそうに決めていたことが印象的でした。ブロックが機能していたことが大きかったと思います。
対するパナは、第2セット途中からチアーゴを下げたり、正セッター深津③とエース清水の呼吸が合っていなかったり、MB白澤に覇気がなかったり…チームとして今年は隙がある感じがしました。
今週末は1レグの最終週。
12/20(土)堺ブレイザーズ
12/21(日)パナソニックパンサーズ
との対戦です。
大阪遠征して参ります!
また、現地よりレポートしたいと思います。
(文責・ちゃこ)