ファイナルラウンド・ファイナル6 第3戦、対戦相手:ジェイテクトスティングス(レギュラーR3位)、2月20日、東京都・大田区総合体育館
ファイナル6も、残り3試合。先週、首位・豊田合成に善戦したものの2-3で敗戦。ファイナル6未だ勝利なし。次のステージに進むのは、もはや自力だけではどうしようもなく、他チームの勝敗に左右される状況です。
が!
JTサンダーズが今出来ることは勝ちに行くことしか、ありません。
今日の対戦相手は、ファイナル6まだ勝ち星のないジェイテクトです。が、レギュラーラウンド3位のジェイテクトは「持ち点3」のアドバンテージがあります。
試合結果は
25-15
25-23
18-25
24-26
21-19
セットカウント3-2で、ファイナル6初勝利!フルセット勝ちなので、ポイント2しか取れず。上位3チームが進むファイナル3への進出はいよいよ困難になってきました。
いつも立ち上がりが悪く、それを引きずってしまうJTですが、今日は試合開始時の集中モードが別次元でした!
第1セット20-6というスコアを見たら、いかに相手が何も出来なかったかが分かると思います。相手チームの応援歌もほとんど聞くことがなかったくらい。
ただ…。今年のJTは1-3負けが多い。高いパフォーマンスが発揮出来るセットが1若しくは2しかない…。大事なところで、バタバタとミスが出る。
集中しきれない。
粘り負けしてしまう。
流れを相手に渡してしまうような場面で、サーブミスやアタックミスが出る。
第3セット、6点ビハインドでレオさんをOUT。その後越川さんも下げて休ませ、第4セットを全力で取りに行く作戦だった。
第4セット。1stテクニカルタイムアウトも2ndテクニカルタイムアウトもJTがリードして取ったのに、16-16で追いつかれ。21-20の時の越川さんのサーブミスで、ポイント3が遠のく感じがした。21-23でジャンプの高さが出なくなっていた八子くんに代わって安井さん登場。22-24から、よく24-24までは持ちこんだけど、最後が粘りきれない…。
第5セット。5-1という最高の入りだったし、コートチェンジ時点でも8-5。いける!と思ったのに、12-12でまたまた同点。16-16以降は、相手のミスで4得点があり、ジェイテクトの自滅とも言えるし、JTが最後の最後で崩れそうで崩れなかったと言った方がいいかもしれない。
この試合に勝てたのは、1にも2にも「ブロック」につきます。
ブロックポイントも18と、これまでの中でダントツだけど、ブロックにきちんと掛けること、そのシステムが美しく作動していて、この強さでレギュラーラウンド3レグで合成を負かしたのだった!と再確認しましたね。
レオさん、中島くんのブロックの姿勢、腕の出し方・揃え方は教本のように美しかったです。
勝ちきれなかった(ポイント3奪えなかった)原因は、サーブだと思いました。
レオさん越川さん八子くんにサーブミスも多く、中島くんや安永くんのサーブは入れてくことの方に重きが置かれていて攻め切れていなかった。
それと対象的に、相手チームはガンガンにサーブで攻めてきました。JTに勝つにはその方法しかないですし、JTはレシーブに弱点がありますし。
第4セットで下がった後はコートに戻らなかった八子くんの身体面精神面の両方が気になります。あと2試合残っているけど、気持ちを切らさずに戦えるのか。
第1セットはコート内も良く声が出ていたのだけれど、第3セット以降は、他の皆に一生懸命に訴えるように声出しをしていた深津さんの声しか聞こえなかったのも、残り2試合を戦うメンタル面が気になります。
明日は試合がなく、来週の大阪中央体育館での2戦がファイナル6のラストとなります。
私も今シーズンの苦しみながらのJTサンダーズを見守ってきた者として、現地でしっかりと声出ししてきたいと思います。
最後まで、戦い抜こう!
頑張れ、JTサンダーズ!
JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ