1991年以来、24年ぶりのリーグ優勝を目標に掲げてきた広島が、きょう9月18日から12連戦に突入する。現在、2分けを挟んで5連勝中の広島はこのまま連勝をどこまで伸ばせるか?
ナゴヤドームでの2連戦では黒田、前田健太を先発に立て7連勝で地元マツダスタジアムでのDeNA2連戦に繋げていく青写真でいるのだが…
上位3チームの中でも勢いの面でも頭ひとつ抜けているのが首位のヤクルト。9月は6勝2敗1分け、9月のチーム打率2割3分5厘は意外だが、同チーム防御率1・84が示す通り簡単には負けない構図が出来上がっている。
ヤクルトが仮に残り14試合で…
7勝7敗なら優勝ラインは74勝
8勝6敗なら同75勝
9勝5敗なら同76勝
74勝としても広島は残り16試合で12勝4敗のハイペースが必要になる。
75勝なら広島は13勝3敗で、巨人は9勝4敗、阪神は9勝5敗で到達する。
なお、セ・リーグでは先の理事会でリーグ戦で3球団以上が勝率で並んで、さらに申し合わせ事項のすべての条件でも並んだ場合、前年度順位が上位の球団を上位とすることを決めた。
セ・リーグの順位は勝率によるが3球団が同率の場合は…
1、勝数
2、当該球団間の対戦勝率の合算
3、合算した対戦勝率が並んだ球団間の対戦勝率
4、前年度上位の球団
2球団が勝率で並んだ場合は…
1、勝数
2、当該球団間の対戦勝率
3、前年度上位の球団
…となっている。
中日戦で12連戦の先頭を切る黒田はここまで中日戦に3度先発して0勝2敗、対戦防御率4・00はDeNA戦の4・11に次いで悪い。
一方で、ここ2試合15回を投げ無失点でメジャー時代と合わせて6年連続の2桁勝利に王手!規定投球回数143回までもあと3分の2回でチーム6連勝に向け気力充実の状況であることは間違いない。