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2019年05月19日
編集部

テンポ抜群のアドゥワ誠、内野ゴロの山築き、前回プロ初完投勝利に続く7回零封勝利

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5月19日 ○5-1阪神、甲子園
通算24勝18敗1分け(首位巨人と勝率差の2位)
14時開始・3時間3分・4万6719人
相手先発 秋山●5回9安打5失点
本塁打 なし

一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番ファーストバティスタ
四番ライト鈴木
五番レフト西川
六番キャッチャー磯村
七番サード上本
八番ショート田中
九番ピッチャーアドゥワ○(7試合2勝1敗)7回111球4安打無失点
フランスア
一岡

「同率2位対決」として注目された甲子園3連戦は10-2、4-0の1、2戦に続いて5-1のスコアで阪神を圧倒!巨人が負けたため首位までのゲーム差がゼロになった。

勝敗を分けたのは両先発の投球リズム。

先週の日曜日、マツダスタジアムでDeNA打線相手に1失点完投勝利のアドゥワはこの日も持ち前のテンポの良さで低目にボールを集めて前回に続き内野ゴロ14。「平成最後」の4月30日には同じ甲子園のマウンドで初回に四球4つ。一番を打つ近本にはその後も四球、適時三塁打と散々だったが、この日は3打席連続の内野ゴロに封じこめた。

テンポがいいからバックの守りにもリズムが生まれて、守りのリズムが攻撃に繋がる。菊池は四回までに3安打の固め打ちで2度ホームイン。四回までに4つのゴロをさばいたバティスタも四回までに適時打を含む2安打だった。

対照的だったのが阪神先発の秋山。1、2戦の”影”に怯えるかのような投球は何とも間延びしたもので、それでいてけっきょく初回から鈴木に2点適時二塁打を許す始末。

二回にはフィールディングの拙さで自ら投ゴロを適時内野安打にするなど、前回、アドゥワ誠に投げ勝った時とは真逆の投球に終始した。

試合後、矢野監督は3試合で3得点に終わった打線を嘆いていたが、大事な場面でのディフェンスにおいても両者の差は歴然…4月上旬と平成から令和にかけての2度の対戦で2勝1敗と広島に勝ち越したアドバンテージはなくなって、チームの勝率も5割逆戻りとなった。(ひろスポ!・田辺一球)

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