広島ドラゴンフライズは4月19日、NBL参戦1シーズン目の地元最終戦を迎えた。会場の広島サンプラザホールは昨年10月11日(土)の地元開幕戦の2,130人に次ぐ1,774人の観衆で熱気に包まれた。
ただ、試合の方は日立サンロッカーズ東京の前に54-83のスコアで完敗。広島ドラゴンフライズは4月5日からの東芝ブレイブサンダース神奈川2連戦(東区スポーツセンター)、11日からのトヨタ自動車アルバルク東京2連戦(広島サンプラザホール)と合わせて地元での6連戦に全敗のまま、アウェーでの残り4戦で連敗ストップとプレーオフ進出を目指す。
ただ、兵庫ストークスが神戸市中央体育館で行われたレバンガ北海道戦に勝ったため、プレーオフ進出を賭けた3位の広島ドラゴンフライズと4位の兵庫ストークスのゲーム差は2に縮まった。
5月3日のシーズン最終戦まで、両チームの対戦相手とこれまでの勝敗はつぎのとおり。なお、勝率で両チームが並んだ場合は直接対決で3勝1敗の広島ドラゴンフライズが3位となるため、現状ではかなり有利となっている。
広島ドラゴンフライズ
2014年11月8日 〇80-46熊本ヴォルターズ
11月9日 〇80-61熊本ヴォルターズ
3月7日 ●79-83
3月8日 ●59-81
兵庫ストークス
2014年11月1日 〇82-63和歌山トライアンズ
11月2日 〇72-65和歌山トライアンズ
3月7日 ●76-94東芝ブレイブサンダース神奈川
3月8日 ●70ー79東芝ブレイブサンダース神奈川
4月19日の試合結果
広島ドラゴンフライズ54-83日立サンロッカーズ東京
1P 14-29
2P 11-21
3P 13-17
4P 16-16
会場:広島サンプラザホール
来場者数:1,774人
中国ジェイアールバス マン・オブ・ザ・マッチ: #27 ファイ・パプ・ムール
医療法人社団飛翔会フェアプレー賞:#13 クリント・チャップマン
シーズン通算成績:19勝31敗
【スターティングメンバー】
広島:#5 柳川龍之介、#7 坂田央、#13 クリント・チャップマン、#24 田中成也、27 ファイ・パプ・ムール
日立東京:#2 川嶋勇人、#10 アキ・チェンバース、#15 竹内譲次、#42 ジョシュ・ハイトベルト、#50 アイラ・ブラウン
広島ドラゴンフライズ STATS
【得点】
#27 ファイ・パプ・ムール 20点
#13 クリント・チャップマン 19点
#24 田中成也 5点
【リバウンド】
#13 クリント・チャップマン 18リバウンド
#27 ファイ・パプ・ムール 7リバウンド
【アシスト】
#12 岡田優介 3アシスト
広島 佐古賢一ヘッドコーチコメント
「立ち上がりから相手に主導権を握られてしまいました。前半からのシュート成功率の低さ、それにつながったシュートチョイスの悪さが響いたと思います。試合展開に合わせて対応しなくてはいけない部分を見誤ってしまいました。今日までのホーム6連戦は五分で乗り切りたかったので、故障者が出たことも響きましたが6連敗してしまったことは非常に痛かった。プレーオフ進出に向けて残り4試合が山場です。勝つために、いろんな部分を見直していく必要があると思います」
日立サンロッカーズ東京 STATS
【得点】
#42 ジョシュ・ハイトベルト 28点
#10 竹内譲次 13点
#50 アイラ・ブラウン 11点
#0 満原優樹 11点
【リバウンド】
#42 ジョシュ・ハイトベルト 10リバウンド
#50 アイラ・ブラウン 8リバウンド
【アシスト】
#2 川嶋勇人 4アシスト
#3 石川海斗 4アシスト
#50 アイラ・ブラウン 3アシスト
日立東京 マイケル・オルソンヘッドコーチ
「今日は点差こそ開きましたが、お互いのチームがとてもハードに戦いあったいいゲームだったと思います。広島という素晴らしいチームを相手に連勝できた事は日立にとってとても大きな事です。次週の和歌山戦でも連勝できるように頑張ります」