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2016年04月04日
編集部

山根副会長「議事録を見てから…、われわれが5つ残したんだから」ひろスポ!は見た!「サッカースタジアム検討協議会」の誰がどうやって広島みなと公園を祭り上げたのか?(2)

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旧広島市民球場跡地
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    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

サッカースタジアム検討協議会のツートップ、三浦会長(左)と山根副会長

 

サッカースタジアム検討協議会とその議事録に関わる問題が今、大きくクローズアップされようとしている。この協議会の存在が、広島みなと公園へのスタジアム建設を「優位」とする根拠となり、その”回り道”をしたせいで、スタジアム問題が行き詰まりを見せているからだ。

2014年4月にスタートしたひろスポ!は同年5月から始まった同協議会の取材を続けてきた。

そこでその当時のひろスポ!の記事をそのままここでリプレイする。

ひろスポ!は見た!「サッカースタジアム検討協議会」の誰がどうやって広島みなと公園を祭り上げたのか?

…の第2回は2015年6月11日アップの…

J1で2連覇のサンフレッチェ広島、スタジアム構想は「ゴール」ならず!?第12回サッカースタジアム検討協議会

この中では、会議の論点がスタジアムをどういうものにしていくか、という根本的な部分から大きく外れて、外部の専門家による調査の手法とその結果の取り扱いに振り回される委員らの発言が”収録”されている。

こうした経緯に沿って、同協議会は最終的に広島みなと公園を候補地に残したまま、最終とりまとめを行い、「提言」を松井市長らに提出することになる。

以下の記事の中で、三浦会長が「日本総研には検討対象候補地についての調査をお願いしています。スタジアムなど具体的なことにかんしては”ふんわり”としたイメージで、それは4者(県サッカー協会、広島県、広島市、広島県商工会議所)にやってもらうことになります」と答えている。

「ふんわり」とは何なのか?それがすべてを物語ってはいないか?最初から”そのつもり”で同協議会が運営され、ポーズだけとったあと、予定どおり、3者会談と作業部会で、広島みなと公園に向けての「作業」を進めるシナリオが、そこには透けて見えていないか?

しかもこの中にある山根副会長の発言などから、協議会は「議事録」重視で進んでいたことがわかる。なぜその「議事録」が一時期、市民らの問い合わせでは「ない」ものとして処理され、県議会で指摘され公表するとしたあと、今もオープンにされていないのか?

6月11日のひろスポ!記事

2013年5月31日付の広島市役所報道資料には以下のような説明がなされています。

サッカースタジアム検討協議会について

広島県サッカー協会 広島県 広島市 広島商工会議所

1 目 的 広島におけるサッカースタジアムについて、その規模、建設場所、管理運営方法、事業スキーム、事業収支、類似施設との棲み分けなどといった整備に係る諸課題について議論し、解決策(あるべき姿)を取りまとめ、行政や経済界へ提案する。

2 委 員(11名)

鵜野 徳文(公益財団法人広島県サッカー協会 特任理事)

加藤 厚海(広島大学大学院社会科学研究科 准教授)

加藤 義明(公益財団法人広島県体育協会 会長)

川平 伴勅(一般財団法人ひろぎん経済研究所 理事長)

小谷野 薫(株式会社サンフレッチェ広島 代表取締役社長)

高木 彬子(株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所 相談役)

塚井 誠人(広島大学大学院工学研究院 准教授)

永田  靖(広島経済大学経済学部 教授)

野村 尊敬(公益財団法人広島県サッカー協会 名誉会長)

三浦 浩之(広島修道大学人間環境学部 教授)

山根 恒弘(公益財団法人広島市スポーツ協会 会長)

3 開催日時等

第1回・平成25年6月6日(木)10時~ 広島市役所本庁舎14階第3会議室 ※会議は公開で行われます

4 今後のスケジュール

月1回程度の頻度で協議会を開催し、平成25年度末ごろに中間取りまとめ、平成26年秋を目途に最終取りまとめを行ってもらう。

広島市では市民、サポーター、市議会、県サッカー協会などが強く要望するサッカースタジアム「建設」を早期に実現するため、広島県サッカー協会、 広島県、 広島市、 広島商工会議所の4者で昨年5月末にサッカースタジアム検討協議会を設置しました。

それから1年以上が経過してきょう6月12日に広島県庁で第12回の協議会が開催されました。

ところが今回も2時間以上の話し合いを行いましたが、結論から言うとスタジアムの規模も建設母体も資金調達方法も運営方法も、何よりどこに建設するかも何ひとつ決まっていません。

1年が経過しても、なぜはじめの一歩となる建設場所が決まらないのか?

1993年、Jリーグが誕生した時の「オリジナル10」の中でサッカー専用スタジアムなど新スタジアムがないのはサンフレッチェ広島だけ。遅れをとっていたガンバ大阪もここにきて地元吹田市など関係各所が連携して急ピッチで作業を進め、2020年の東京オリンピック開催時にはサッカー会場として名乗りを上げる予定でいますから、いよいよ残るは広島だけ…、という状況にもかかわらず、です。

ガンバ大阪HP
www2.gamba-osaka.net/stadium/newstadium.html

この日の会議では主に6月2日に「サッカースタジアム検討にかかる調査業務」を委託することを決めた日本総研・復建調査設計グループ(代表会社は株式会社日本総研究所大阪本社、構成会社は復建調査設計株式会社)の用意した資料に沿って、今後どのように話を進めていくがが話し合われました。

その中でどんな発言が各委員らから出たかは、あとに記しますが、一番印象深かったのは今秋のとりまとめに向け「検討対象候補地のことばかり資料にあるが、スタジアムの具体的なことはどうするのか?」「資金調達についても話合うようになっていたはずだが?」という各委員の声に対し日本総研側が「機会があるごとに検討します」と答えていたことでした。

そして会議後の報道陣の囲み取材の中で三浦会長は「日本総研には検討対象候補地についての調査をお願いしています。スタジアムなど具体的なことにかんしては”ふんわり”としたイメージで、それは4者(県サッカー協会、広島県、広島市、広島県商工会議所)にやってもらうことになります」と答えていました。

けっきょく話し合いで決まるのは「場所」だけ?

もしそれが事実なら昨年5月末の時点で「とりきめ」の中にあった「広島におけるサッカースタジアムについて、その規模、建設場所、管理運営方法、事業スキーム、事業収支、類似施設との棲み分けなどといった整備に係る諸課題について議論し、解決策(あるべき姿)を取りまとめ、行政や経済界へ提案する」という「ゴール」を完璧に外していることになります。

またこの日の会議では現在、建設候補地として残された5カ所の中のひとつ、現在、サンフレッチェ広島が使用しているエディオンスタジアム広島がある広島広域公園についてのやり取りにもまったくの消化不良に終わりました。

「そもそも今の場所が多くの問題を抱えているから検討を始めたのにどうしてまだ候補地に残すのか?」「県サッカー協会も広域公園では難しいということだったはず」など、広島広域公園を検討対象に残すことについて疑問の声がいくつもあがったにもかかわらず、後まで三浦会長の方でそうした声を受け付けず、結果的には広島広域公園も候補地として残されました。

県外からのサポーターが高速道路からスタジアムまでの道で渋滞に巻き込まれ試合をほとんど見られなかった、試合後も大渋滞で緊急車両も通れない、もっと臨場感のある他のクラブに負けない利便性の高いスタジアムで試合をしたい、応援したい。

このように県内外のサポーター、市民。県民、そして選手の大多数の声(広島広域公園周辺住民のみなさんはそのまま地元で開催されることを希望されています)が「もっと交通の便のいい場所」「もっとサッカーやその他スポーツ、コンサートなど多目的なスタジアムを都心部へ」と希望していることは紛れもない事実です。

Jリーグが実施した国内スタジアムのあらゆる機能を数値化したランキング調査でもエディオンスタジアム広島は残念ながら最低ランクです。

試合後、混雑する広域公園前駅現在のエディオンスタジアム広島は2万人以上が来場すると周辺道路で大渋滞が発生、画像にあるように最寄の「軌道系」アストラムライン・広域公園前も長時間に渡り混雑が続く。ちなみにかつての広島市民球場は3万人以上の集客があった日でも「試合後、30分あれば完全にお客さんははけていた」(当時の球場管理関係者)から、いかに今の球場跡地が短時間のうちに大量の人数をさばくのに適した場所であるか、がわかる。

広島広域公園は建設候補地から外れるべきなのに残されたのはなぜか?

そして新スタジアムの「顔」となるサンフレッチェ広島は、J1クラブの経営、地域貢献、街づくりとの協調、後押し、常勝チームへの成長のために「広島市民球場跡地」を建設候補地としてすでに決定しています。

しかしこの日配布された資料を見ると、1年以上を費やしながらまた6月いっぱいで「スタジアムコンセプト(概略)検討」、7、8月をかけて「適正なスタジアムの規模、スタジアムに負荷すべき機能を検討」とあり、8月中ごろから9月中ごろにかけて「最終的な候補地の評価、絞り込み」となっています。

会議の最後である委員が「早くやりましょう、早く!」と声をあげていましたが、普通はスタジアムのコンセプトや建設場所を決定して、その決定事項に沿って「管理運営方法、事業スキーム、事業収支、類似施設との棲み分けなど」が話し合われるはずです。

国内他都市の中には「スタジアム建設」が産声をあげてから関係団体の協調によって驚くほど短期間のうちに着工に踏み切るような例もあります。

国内最強、J1連覇を遂げた紫の疾風が吹くこの街に、多目的に活用できるサッカースタジアム建設のつち音が響く日まで、”ロスタイム”を繰り返しながら果たしてあとどれくらいかかるのでしょうか?

会議の中でのやりとりを以下、わかりやすいよう多少表現を変えながら紹介します。

第12回サッカースタジアム検討協議会の主なやりとり

日本総研 6月2日契約させていただき10月末、5か月、広島にとって重要な話、よろしくお願い致します。今後のスケジュールですが6月から10月末まで我々がどんな対応をするか?並行して7回、協議会があるのでそことの整合性も必要です。今回、客観的評価方法としてAHPを実施します。

小谷野委員 お金の話もする仕様で発注したのですが…

日本総研 そうです、その業務は7、8月にやります。

小谷野委員 建設資金の調達などは難しい、委員の共通認識が必要、そんな重要事項が7、8月だけで終わりますか?

検討協議会、小谷野委員
小谷野薫委員

日本総研 みなさんが必要と言えば時間を取ります。

加藤(義)委員 候補地、候補地といっても作るのはサッカー、候補地は改めでスタジアムの建設計画、としてほしい。土地だけで半年もかかる?これは急ぐと思います。どんなものができて、というまずはデザインが決まらないといけない。土地だけにこだわらないようにしてほしい。

日本総研 すいません。書き方がそうとれますが、スタジアムの中身の議論ももちろんやります。

加藤(義)委員 まだ何も決まってない時期に何のアンケートを取るのですか?よくわかりません。

三浦会長 それは私たちの方で…、内容は今から…。

加藤(義)委員 そのへんをしっかり心得て!

高木委員 みなさんに聞くより、私たちがこういうものを絶対必要、と思えばそういうものを作るはすが、もう終わりごろになってサッカースタジアムを考えるなんて逆かな?と…。

検討協議会、高木委員
高木彬子委員

三浦会長 我々がある程度示したうえでアンケート、ということで…。

日本総研 続いて候補地について。現在5カ所。この5つを評価するということで我々で議論を重ね、5つをすべからく詳細検討するのはこの5か月ではタイトなので、仕様書もいったん絞り込んでとなっていますので、まず選定について、西飛行場跡地は詳細検討候補地からは外す。理由はのちほど。

広島広域公園に関してはエディオンスタジアム広島がすでにあって新設スタジアムにはならないので、こちらもあとの3地区とはいったん違う位置づけに。残った中央公園、市民球場跡地、それに広島港公園。その中で前者ふたつは同じような場所で差が出にくい。細かな違いが反映されにくいのでまずひとつに束ねてひとつの立地に、市民球場跡地をメーン、代表させて細かな事項を検討し、広島港公園も詳細検討する。どのように評価するのか?はのちほど説明します。

まず評価項目を設定し、それぞれ詰めていきます。たとえば建設コストもここでやります。今回のご提案にAHPという、優劣のつけにくいものに優劣をつける統計手法を用いたいと考えています。

広域公園は改修になります。広域公園は他の運動施設も立地しており変わってくるところもあります。第16回(9月)あたりで絞り込みを決めたい。17回(10月)にサッカースタジアムのとりまとめ、ということで。
三浦会長 それではご意見、ご問を。

小谷野委員 工程表では6、7月でコンセプトの検討が終わっていますが、これはずっとやらないと…。ずっとすりあわせながら少しずつでも修正する必要があるのでは?

日本総研 対応します。

小谷野委員 AHPというのは?ここにいる委員の意見をとりまとめるためのアンケートを実施?

日本総研 何が、どこにウェートが置かれるかわからないので委員に調査してそれからAHPに反映させます。

加藤(義)委員 そもそも今のスタジアムが遠いからこの話し合いを始めたのに、西飛行場跡地を外してまで広域公園を入れるのは納得いかない。西飛行場跡地を落とすなら、もし残る2カ所がダメとなった場合、どうなるのか?サッカー協会も今のエディオンスタジアム広島じゃダメだから、と言っているのですから。

山根副会長 候補地として全部残っていて、今から資料の2の2を読んでまたその話し合いをします。資料2の1は今回、こちらが5つと言ったのでこうなっています。

検討委員会、山根副会長
山根恒弘副会長

日本総研 では次の資料2の2の広島西飛行場跡地を検討対象にしない理由。西広島飛行場のみ軌道系の公共交通機関がありません。日本サッカー協会が新設スタジアムは軌道系公共機関が必要としています。道路交通だけで3万規模のスタジアムでは約9500台の車が必要で、近い交差点は30分で1000台ちょっとしかさばけないので難しい。

1試合あたり、3万人のスタジアムで西飛行場跡地なら自動車分担率は76パーセント。1台あたり平均2・4人。3万人なら9500台が車で来るという試算の下、終わってから6420台が帰っていく、という試算です。

これに対して付近の交差点(ヘリポート北交差点)は2400台が1時間に処理。単純に計算すると30分で1200台しか処理できす渋滞が発生し処理に3時間半、あくまで試算ですがこういう結果を出させていただきました。

三浦会長 エディオンスタジアム広島よりひどい状況です。ご質問を。

加藤(義)委員 軌道でいえば江波の電停から約2キロ、広域公園だって2キロに近い上り坂。札幌も地下鉄を降りてからかなり歩く。軌道でふるいにかけるのは考慮すべき。道路は今のままでいくのは変な話。今の道はバスなんか離合できない。ここで西飛行場を落とすと広島の都市計画に禍根を残す。街づくりに夢を持たないといけない。ここの道路をちゃんとしてくれ、といえば今の問題は解決する。ここは付帯条件でもいいから残してほしい。あそこはスポーツゾーンとして考えられている。

山根副会長 後ろの曲がりくねったとこじゃなくて、根っこのところでは?

日本総研 おっしゃる通り、曲りくねったところじゃなくて…、ゆえに結果は同じです。

第12回サッカースタジアム検討協議会全景
手前右寄りに日本総研の担当者

日本総研 候補地は過去の協議会の資料からわれわれは試算しました。2キロでなく3キロありますね西飛行場跡地までは。一般的に軌道系に近いとは都市部で500メートル、郊外なら1キロ。

永田委員 そもそも広島広域公園は入ってない。車ではダメというが、現状を考えれば駐車場問題なども含めて広域公園は消えるのでは?

日本総研 渋滞が致命的なので、先に検討しました。

三浦会長 どう受け止めれば?

永田委員 車の移動を主体と考えるなら広域公園も…

三浦会長 今は西飛行場の話です。

永田委員 広島広域公園が残っているのはおかしい。広域公園は私は認識していない。検討協議会は立ち上がった時点で新しいスタジアムをどこかに作っていこう!でした。同時に西飛行場も車でと考えるなら、広域公園も同じです。さらに言えばエディオンスタジアム広島は老朽化したからこそ新たなスタジアムを、となったのですよね。

鵜野委員 ここで決めるのではなくまたあとで。

山根副委員 議事録を見てから…、われわれが5つ残したんだから。

鵜野委員 道路ができなければスタジアムができないことに。この道路事情では西飛行場跡地では厳しい。

加藤(義)委員 2点に絞るなら賛成。でも西飛行場を外し、広域公園を入れるのは反対。スタジアムは街づくり。道路も街も。

高木委員 広域公園はゼロ発想であそこをやりかえるなら、ないとはいえないが、当初からアクセスのこと駐車場のことも出ましたし、それもやるなら…。検討委員会でも消えていなかったと思う。

鵜野委員 西飛行場が街づくりにふさわしくない根拠も聞きたい。

三浦会長 はい、いろいろ出てきましたので本日、西飛行所跡地を候補から外すのは厳しいです。では次…。

日本総研 資料2-3です。ます資料3。評価項目。用地条件、環境条件、アクセス性、中枢性を示す牽引性、広島を印象づける発進性、付加機能、まちづくりへの波及効果、周辺機能との連携、コスト性、施工の簡易さなど迅速性。

山根副会長 土地の価値から評価する視点が欲しい。それとこの前出た「防災機能」の視点も欲しい。複合機能がないと、20、30試合しか動かないわけですから。そういう評価も。

三浦会長 それぞれの候補地が他の活用に使える、ということも考慮すべき。

検討委員会、三浦会長
三浦浩之会長

川平委員 用地が3万人のものを作ったらそのままか、のちに拡張性がもてるか?考慮すべき。

日本総研 さきほど話した手法について、球場跡地と中央公園はひとくくりでやり、広島港公園と比べます。

川平委員 建設コスト、球場跡地と中央公園で変わるならそこには優劣が必要では?

日本総研 一体ではなく一対(いっつい)です。

三浦会長 データで同じとこは同じと取り扱うと。次はAHP。

日本総研 聞き慣れない言葉ですが、主観が含まれてしまうのでより客観的なAHPを提案。まず委員の方にアンケートをとり、それからやっていきます。

山根副会長 やるのはいいが、このモノの考え方で議論は必要ですがどうなるか…?

三浦会長 たとえAHPの結論が出てもそれは絶対的なものじゃなく、また議論していくことで…

永田委員 悩ましいのですが、あくまで参考例?その結果をどのように活用するか?非常に心配しているところです?

高木委員 私も賛成。参考にするのはいいが過去のデータばかりじゃなくディベートで今後を見据えた方が重要。

三浦会長 これまでもいろいろ議論しましたが全員の意見を拾い上げるのも難しい。そこでこれなら全員の考えを反映したものがでてくるのがスタートになると。

永田委員 それはあくまでトレンドであって、5年後、10年後には別問題。トレンドがわかるだけ、この手法での議論のみでは危険。参考程度になるかなと?数値化するのは限界。数値化してスタジアムの候補地を決めるのは危険。

三浦会長 うがった見方をすれば協議会のメンバーで決めるのは危険と…?

永田委員 いえいえ参考資料で。

加藤(義)委員 AHPがわからない。

スタジアム検討協議会、加藤義委員
加藤義明委員

日本総研 人によって価値観が違うので価格重要視、ブランド重要視など…。

加藤(義)委員 この「重み」の結果を何に使うのか?まあ、やってみるか?みたいな…

日本総研 このアンケートは9月に使います。

加藤(義)委員 ここのメンバーで考えても…。日本総研さんに素晴らしい案を出してもらう方が…

日本総研 委員会さんからいただいた話は候補地の絞り込みのウェートが大きいので、それでこういう形になりました。AHPの結果を使わなければ使わなくもいいものです。

山根副委員「議事録を見てから…、われわれが5つ残したんだから」ひろスポ!は見た!「サッカースタジアム検討協議会」の誰がどうやって広島みなと公園を祭り上げたのか?

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