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2016年08月07日
編集部

サンフレッチェ広島・森保監督、8月6日ホームゲームへの思いを語る

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画像は旧広島市民球場が残存していた時の原爆慰霊碑とその北側の風景

 

サンフレッチェ広島は8月6日、Jリーグスタートから24年目で初めてとなる原爆の日の地元開催ゲームを広島市安佐南区のエディオンスタジアム広島で行った。試合は名古屋グランパスに2-0で快勝した。

スタンドには選手入場時に緑の平和祈念パネルが1万2911人のサポーターらにより掲げられた。ハーフタイムには、スタンドから原爆ドームのある市街地中心部に向けて、市内を流れる川の数と同じ、6本のライトが照らされた。

この日を迎えるに当たり、サンフレッチェ広島のオフィシャルサイト内、サンフレッチェ広島チャンネルで森保監督の8月6日試合開催に向けての思いが紹介された。

国際都市広島をホームタウンとするサンフレッチェ広島が、平和発信を続けることの大切さについて改めて考えてみる…。

森保監督8月6日ホームゲームへの想いを語る
www.youtube.com/watch?v=EeKbJgC3Cp4

8月6日は広島にとって原爆が投下された日、被爆地広島としてほんとに特別な日。そういう日に試合をすることの意義を考えたい。

広島にとって8月6日は、平和を考え、原爆で亡くなられた方々に哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りする日。そして、今もなお苦しんでおられる方を忘れてはいけないし、その心に寄り添えるように、そういう思いで8月6日を迎えます。

僕自身は長崎で過ごし、高校を卒業して社会人となって約30年近く広島で過ごしています。ふたつの被爆地で、これまでの人生の大半を送ってきた自分に何ができるのか考えながら、また今、自分の話をいろんな方に聞いていただける立場にもある者として、自分が言葉を発信することによって平和について考えていただければと思います。

今、こうやって穏やかに時間を過ごしながら、みなさんと平和を語り合える、それ自体が平和なことです。今もなお、世界中で戦争や紛争、テロがあったり、また自然災害も含めて苦しんでいる方々、犠牲になられる方々がたくさんいらっしゃいます。穏やかな時間が過ごせることは幸せなことですし、平和を噛みしめないといけない。

我々サンフレッチェ広島は、広島を拠点として、広島に生んでいただき、広島に育てていただいている。そのことを忘れてはいけない。そして我々にできることはサッカーを通して広島の方々に喜んでいただき、サンフレッチェ広島が頑張っているから、おれたちも頑張ろうよと思っていただけるように。日常生活でも励みになるような、そういう活動を続け、恩返や地域貢献ができればと考えています。

サッカーは世界に通じるスポーツ。クラブワールドカップやACLの国際試合を通じても感じることですが、世界の人々は広島の街のことをみんな知っています。そして広島は平和都市としていろんなことを発信をしていくべきだ、と…。

サンフレッチェ広島の活動が、少しでも平和な世界に繋がるよう、平和な日々の暮らしに繋がるように。平和な世界へ向けて努力することが我々の使命だと思っています。

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