画像はバティスタの打撃を見守る広島ベンチの首脳陣
広島の緒方監督が10月1日、辞任会見を開いた。10月2日午前6時4分、スポーツ報知からの配信記事がヤフーニュースにアップされた。
内容は緒方監督の後任に佐々岡投手コーチが浮上…というもの。
「浮上」したわけではなく、最初から佐々岡投手コーチは監督候補のひとりである。
二軍で若手の育成に努め、緒方監督一区切りの5年目となる今季、一軍コーチとしてベンチに入ったのもそのためだ。
この時期になると書いたモノ勝ち。ただし、スポーツ報知の記事は他のスポーツ紙とはちょっと趣が違う。
読売グループのメディアなのでそれは当然なのだが、時に多媒体よりも客観的に広島情報を記事にする。
さて、広島の監督候補、並びにヘッドコーチ格の候補を並べると…
佐々岡コーチ以外では、新井貴浩氏、黒田博樹氏、前田智徳氏、大野豊氏、野村謙二郎氏らの名前がすぐ挙がる。いずれも現在はプロ野球解説者などで活躍中のみなさんだ。
首脳陣では佐々岡コーチのほか、東出打撃コーチも立場的には期待されている。長らくヘッド役の高コーチは緒方監督よりひとつ上の52歳。引き継ぎの時期も近づいている。
一時期、名前の出てい金本知憲氏も広島県民にとっては大きな存在で、まったく関係ない、とは言い切れない。広島3連覇の原動力のひとりでヤクルトを退団した石井琢朗氏もそうだ。
当然のことながら内部昇格以外なら、新監督となる人物は現在の仕事先との調整を早急に済ませることになる。
広島は昨季の丸に続いて、會澤、菊池涼、野村の”センターライン”を失う可能性も指摘されてている。
野村体制、緒方体制は5年ずつの長期に渡ったが、今回は”リリーフ”的な起用となる可能性もある。(ひろスポ!・田辺一球)
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