前日練習のあと、ドウグラス ヴィエイラ(左)に身振り手振りで指示を与える城福浩監督(右)
サンフレッチェ広島は2月16日、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節に臨む。
相手は「13年ぶりキングカズがJ1復帰」のニュースで注目度抜群(ただし三浦知良は離脱中)の横浜FC、会場はアウェーのニッパツ三ツ沢球技場。
2020明治安田生命J1リーグ 第1節、ホームでの開幕戦、鹿島アントラーズ戦を横浜FC戦の一週間後に控えるサンフレッチェ広島にとって、アウェーでのシーズン公式戦初戦は大きな意味を持つ。
カップ戦初戦にベストメンバーを投入してキャンプでの成果を試す。
中でも注目されるのがレアンドロ ペレイラとドウグラス ヴィエイラの前線ブラジルコンビ。ふたりが同時にピッチに立てば得点の可能性が高くなることはすでに昨季、実証済でここにサイドアタッカーのハイネルも加わりブラジルトリオを形成する。
だが、最も大事なことは、昨季リーグ最少のセレッソ大阪に次いで2位タイだった失点の少なさを維持すること。その上でどれだけ得点を上積みできるか?
青山敏弘のいるボランチ、新キャプテン佐々木翔のいるディフェンスラインの後ろには、林卓人らとのポジション争いで2年連続で開幕戦のゴールを守ることになったGK大迫敬介がいる。
2月15日、チームは広島市内で最終調整を終え、空路、敵地に乗り込んだ。
城福浩監督の話
キャンプからも含めて一日一日その時々にやるべきことを我々はやってきたという自負があり、今週もその延長線上でコンディションも含めゲームに合わせてやるべきことを体も頭の中もやってました。あとは自信を持って送り出すだけです。
(今回の遠征メンバー決定に当たっては)ここからがスタート。みんながどれだけがんばってここまで準備してきたということは共有しているので、だからこそ彼らの思いを持ってピッチに立った選手はやってくれると信じています。
(FC横浜については)経験のある選手、スキルのある選手がいることにフォーカスされがちですが、特にサイドハーフの生きの良さというかスピード感と運動量にすごいものがありますし、守備も4・4・2で非常にオーソドックスな形でしっかりブロックを作ってくるので、サイドハーフのスピード、カウンター、セットプレーですね、ここは本当に気をつけないといけない。
まずは、いい守備をしっかりして安定感をもたらす。そこから先は我々がしっかりポジションを取れば相手を押し込めると思うので、まずはパスのテンポを出しながら相手を押し込む、ショートカウンターはそこから先の話になると思います。ずっと今シーズン意識してきているので、押し込めるサッカーをすれば、奪い返すシーンがふたつ、みっつ続いた時、おそらく決定的なシーンが作れると思います。
どこのチームも(J1リーグ戦では)開幕ダッシュしたいと思っているでしょうし、意気込みにはどこのチームに差があるわけじゃないですけど、我々は(ホームでのJ1開幕戦が昨年に続く)35節だという強い思いがあるので、去年の最終戦よりもより強いチームを見せると、いうことでやり続けてきたことをピッチの上で見せる、そこに集中してピッチに立てば間違いなくいい試合はできると思います。
リーグ戦に弾みをつけるという意味でも、ルヴァンカップ グループステージを突破してファイナルまで向かうという意味でも初戦の結果はすごく大事になります、そこにこだわりたいと思います。
青山敏弘の話
相手もアグレッシブに来ると思うので、うまくいかない時間も絶対あると思うけど、逆にねうちがいい時間もあると思うので、そう言う流れを大切にしていきたいと思います。
大迫敬介の話
チームとしても(個人としても)いい調整ができていると思います。まずは完封したいので自分たちが粘り強く守って、(攻撃の)チャンスを生かしてくれればなと…(シーズン開幕へ)僕としては目標ははっきりしていますし、そこに向けて昨年、自分が経験してきたものがあるのでそこからしっかり積み上げていきたいというのがありますし、自分がチームの中心になれるよう頑張りたいですね。
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