契約合意のあと会見に臨む田中成也
広島ドラゴンフライズ発足当初からのメンバーは田中成也ただひとり。メンバーゼロの時点で広島にやってきて以来、幾多の苦難を乗り越えて6シーズン…ついに国内最高峰のリーグに挑むことになった。
5月19日、クラブとの契約合意に達した直後の会見で、自らを律しより高見を目指すことを改めて誓った。
広島ドラゴンフライズ初代ヘッドコーチの佐古賢一氏がコーチを務める男子日本代表入りにも照準を合わせる。B2での4シーズンでは口にしなかった言葉をメデァアの前で公言し、2019-20シーズンで獲得したベスト3ポイント成功率賞を手土産に新たな舞台に挑む。
田中成也、契約合意後の会見でのコメント
来シーズン広島のチームでまたB1で戦えることが嬉しいですし、期待で胸がいっぱいです。今まで苦労してきたぶん、B1の中でどうやって広島というチームを強くして、勝っていけるか、そういうビジョンをしっかり(クラブと)話した中で僕自身とチームの反りを合わせるようなところを話しました。今まで6年間苦労したぶん、僕は楽しんでやりたいので、チームにこうして欲しいとかはないので、来シーズン僕自身変わらず僕らしくやっていきたいと思っています。
ファンのみなさんに勝って喜んでもらえることが一番なので、その姿をB1で見られることが嬉しいです。
長所を伸ばすことがB1で活躍するために一番大事なことだと思うので、僕の特異な3Pシュート、ディフェンス、運動量というところにもっと磨きをかけて、僕の目標としては少しでもいいので日本代表候補に入りたいと思っているので、そのために必要なのは長所だと思うのでそこはしっかり伸ばしていきたいと思っています。
今は家の中でできる自重トレーニングでほんとに追い込んでいます。やはりそれぐらい来シーズンはたいへんだというのは分かっていますし、今やらないといけないことは自分の中でしっかり整理できているのでそれをしっかりやっています。
ルーティーンを作って自分の習慣的な行動を変えようと思っています。それを変えるためにはやはり自分を律しないといけないので、そうすることによって選手としてもっと深みが出てくるかなと思っているので…。今は朝起きたらストレッチして、それでからだを起こすような軽い運動をして、そういうのを1年間試していこうと思っています。
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