いやはや、これほど予想通りの流れになるのも珍しい?
巨人の原辰徳監督が6月5日、他球団に対して、新型コロナウイルスの検査を受けた上で開幕を迎えることを希望する発言をした。
ソフトバンク同様、進んで検査をして選手ふたりの「微陽性」が判明した巨人の立場からすれば、そう言いたくなるのも分かるが、それはNPBの仕事だろう。
実はこの原発言より前の6月4日、広島の鈴木清明本部長がチームへのPCR検査を検討していると報道陣に伝えている。
広島は東日本大震災3・11のあの国家的危機の時でさえ巨人の主張する「予定通りプロ野球開幕」案を指示していた。広島が巨人の意向に賛同するのは今に始まったことではない。
巨人は6月3日、坂本勇人らの感染歴について明らかになった際、球団で得たノウハウを他球団にも伝えたいとしていた。
それは良いことには違いないが、やはりトータルでオペレートすべきはNPB。
開幕を目指す熱意はJリーグもプロ野球も変わらないが、その過程においては大きな差が生じている。
ベルリンの壁崩壊にも例えられた「歴史的な出来事」とされるプロ野球とJリーグの連携、3月2日、第1回の「新型コロナウイルス対策連絡会議」開催。
しかし、喉元過ぎれば…のことわざどおり、プロ野球界はいつもの”地”が見え始めているのだろうか…
加えて、NPBに対して先ごろ厳しい”つぶやき”をした楽天の三木谷浩史オーナーらパ・リーグ勢はどうとらえているのだろうか?
ひろスタ特命取材班
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