10月16日 ●6-8 中日 マツダスタジアム
通算40勝50敗10分け(M8の巨人まで18・5差の5位変わらず)
18時開始・3時間37分、1万5975人
相手先発 ロドリゲス〇5回3分の1、7安打3失点
本塁打 鈴木誠22号③、23号③
一番レフト宇草
二番ショート田中広
三番ライト誠也
四番ファースト松山
五番センター西川
六番キャッチャー坂倉
七番サード堂林
八番セカンド菊池涼
九番ピッチャー床田●(12試合3勝7敗)6回92球7安打4失点(自責3)
広島の床田は9月25日のDeNA戦(マツダ)と10月2日のヤクルト戦(神宮)で連勝を挙げ、やっと自身の投球スタイルを確立か…と思われたがさに非ず。
前回9日のヤクルト戦(マツダ)では初回に5安打されて4失点。そしてこの日は、初回に1点もらった直後の二回に木下拓の2号3ランなどで4失点。防御率5点台で3勝7敗。
大瀬良やK・ジョンソン、野村の3本柱が不在となる中、何とか来季へ向けての手ごたえを残しておきたい、という広島ベンチの思いに応えるチャンスなのだが…
それにしても得失点差マイナスでも2位をキープする中日の、局面局面での強さが目を引く。
傑出した打率を残しているのは一番大島と五番高橋だけ。そのふたりがこの日は3安打ずつ。それに引っ張られるように八回と九回で計6安打の4得点。
投げては鈴木誠に3ランを打たれた藤嶋以外の3投手にホールドがつき、抑えのR・マルチィネスは19セーブ目。
佐々岡監督と与田監督は現役1年目に新人王を争った仲。互いに理想とするチーム作りを目指している訳だが、ここにきて広島ベンチは中日ベンチから学ぶことが多そう?対戦成績こそ広島の9勝8敗1分けなのだが…
そも中日は開幕ダッシュに失敗して8月上旬には借金9だった。それが8月中旬には両者の立場が逆転。以後、広島はずっと中日より下にいる。
なお、広島は100試合を消化して借金10。勝率5割に達するためには15勝5敗の超ハイペースが必要だ。(ひろスポ!・田辺一球)