画像は新井カープ四番候補のひとり、坂倉将吾
宮崎県日南市で行われている広島の秋季キャンプは11月11日、4日目を終え第1クールが終了した。
広島のキャンプでは休日前には野手がロングティを行うのが恒例となっている。緩いボールをトスしてもらって思い切り外野に向けて打ち続ける。当然、飛距離がよく分かる。はっきり言って物足りない。かつての鈴木誠也のような規格外の打球にはもう出逢えないのである。
しかも、今回のキャンプメンバーの中で将来に渡って中軸を打てそうな実績のある野手は来季25歳以下となると坂倉将吾しかいない。由々しき事態だ。(西川龍馬、秋山翔吾はキャンプメンバー外)
この日の紙面では広島がドラフト1位指名した北海道・苫小牧中央高校の斉藤優汰が広島と仮契約したニュースが報じられていた。失礼な話にはなるが、そんなこと、やっている余力はあるのか?
先のドラフトで人材は高校生、大学生に複数いたのに、どうして右の長距離砲野手を上位指名しなかったのだろうか?
新井貴浩監督が指揮を執るのに、四番を打つ人材がいない。いないから、やはりこの日の紙面で中国新聞、スポーツ報知が報じた新外国人選手、マット・デービッドソン獲得へ、となった。
だが、国産ではないから”品質”に保証がない。似たような?キャラだった佐々岡真司監督2年目、2021年のケビン・クロンは”大外れ”。今季は韓国KBOリーグに活躍の場を移したがやっぱり7月で自由契約になった。
広島はミスター赤ヘル、山本浩二の四番定着で1995年にリーグ初優勝して以来、名だたる国産砲が四番を打ってきた。それが、今は枯渇気味となっているというのに…(この項続く)
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(2022年11月12日掲載)