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2024年06月06日
編集部

寺嶋良、中村拓人、ドウェイン・エバンス…HIROSHIMA PRIDE これからも王者たれ!そして広島からアジアへ、2026年からのBリーグプレミアへ

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【©B.LEGAUE】画像はチャンピオンシップファイナル勝利のあとのコート上での記念撮影から、広島ドラゴンフライズはこの先、どれだけの歓喜に出逢うことができるか…

 

広島ドラゴンフライズは6月6日午前、2024年秋に始まる2024-25シーズンの契約選手(Bリーグ王者になった2023-24シーズンから継続契約する選手)11名を発表した。

 

顔ぶれは背番号順に…

 

寺嶋良
ロバーツ・ケイン
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
上澤俊喜
中村拓人
ドウェイン・エバンス
河田チリジ
武内理貴
ニック・メイヨ
山崎稜
三谷啓司朗

 

旧メンバーの中では朝山正悟が引退したのに加えて、アイザイア・マーフィーと船生誠也の他クラブへの移籍に向けた契約満了がすでに発表されている。

前年オフに続いて今オフもメンバーがほぼ固定されることで、Bリーグ王者に上り詰めた広島ドラゴンフライズは“常勝軍団”を目指すことになる。

 

そのための“腕試し”となるのが3日後の9日からアラブ首長国連邦のドバイで開催されるバスケットボールチャンピオンズリーグアジア(BCLアジア)参戦だ。Bリーグを代表してBリーグチャンピオンの誇りとプライドを胸に、今度はアジアナンバーワンを目指す。

 

ただ、BCLアジアは装いも新たに今回から始まった国際大会のため、Bリーグチャンピオンシップを終えたばかりの広島ドラゴンフライズにとっては様々な課題が山積している。

 

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(2024年5月30日掲載)

 

クラブオフィシャルサイトでは3日に以下のような文面が公式にアップされた。

 

……

 

いつも広島ドラゴンフライズへの温かいご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。本日は、6月9日(日)よりドバイにて開催されるBCLへの参戦に際してのクラブ方針を皆様にお伝えをさせていただきます。

1.「6月」開催の試合について
まず、B.LEAGUEのシーズンにおいて「6月」は例年ではオフや来季準備に該当する期間になります。多くの選手が他クラブとの交渉や移籍準備を進めるだけでなく、しっかりと休みを取ることも求められています。(実際にリーグ規約で2週間休暇を取ることが義務となります。)また、ほとんどの外国籍選手はそもそも契約をクラブと結んでいない時期に該当することもあり、クラブにとっては、急遽参加が決まった本大会は非常に難しい対応になると覚悟をしてB.LEAGUEシーズン終了後に準備を進めてまいりました。リーグとも連携をして、非常にイレギュラーな体制で臨むこととなりました。

2.来季編成・体制の発表について
シーズンが終わった他クラブからは続々と継続や退団、新規加入の発表が行われておりますが、我々は目の前の試合に集中するためにも、BCLが終わってから発表したいと考えております。しかしながら、BCL参戦の有無は来季契約の有無もある程度関わってくる状況となっております。それぞれの契約内容を鑑み、どうしても必要な発表についてはBCL開催前に行う予定となります。

3.BCL参戦の体制について
まず、チームスタッフの体制は、今シーズン同様にミリングHC体制で大会に臨むこととなります。これまで一緒に過ごしてきたスタッフの力を合わせて初の国際試合を戦いたいと思います。

選手については、移籍等などでスケジュール調整が難しい選手、コンディションの悪い選手については参加をしない予定となっております。また、今シーズンで引退を発表した#2朝山選手についてはB.LEAGUEのシーズンまでで第一線を退くことをシーズン開始より発表していることに加え、すでに出演が決まっているレバンガ北海道の桜井良太選手引退試合(B.LEAGUE)への参加を優先して行うこととなっております。引退試合が終了後に広島でのシーズン終了の挨拶回りを行い、これらが終わり次第、BCL遠征に合流していく予定です。また、本大会には来季の新加入の選手なども参戦できることとなりました。リーグとの調整を経て、特別なケースとなりますが、参戦する選手については近日中に発表をさせていただきます。

クラブとしてはタフなスケジュールの中で初の国際大会となりますが、怪我をすることなく、出場するからには少しでも高い景色が見られるように努力を続けてまいります。来季に控えているEASLを見据え、海外遠征はクラブにとっても非常に良い経験になると思いますので、チーム・フロントで力を合わせて本大会を戦えればと考えております。今シーズンの最後の大会となりますが、最後までチームへのご声援をお願いいたします。

 

……

 

広島ドラゴンフライズではこの声明の翌日4日に、市川真人(22)、渡部琉(23)の2選手について、新規契約合意に達したことを発表した。また5日には2023-24シーズンより練習生として参加してきた横地聖(22)と、BCLに向けてという特殊な条件で契約した。

 

5日には広島ドラゴンフライズが2024-25シーズンの東アジアスーパーリーグ(East Asia Super League「EASL」)にも参戦することも発表された。

 

EASL 2024-25シーズンはB.LEAGUE (日本) 、P.LEAGUE+ (チャイニーズ・タイペイ) 、KBL (韓国) 、フィリピン・バスケットボール協会からそれぞれ2チーム、計8チームが出場する。

4チームずつの2グループに分かれてホーム&アウェーでグループステージを戦い、各グループの上位2チームがファイナルラウンドに進む。グループ分は以下のとおり。

 

グループA                グループB

広島ドラゴンフライズ (B.LEAGUE 1位) 琉球ゴールデンキングス (B.LEAGUE 2位)
水原KTソニックブーム (KBL 2位) 釜山KCCイージス (KBL 1位)
P.LEAGUE+ 2位のチーム P.LEAGUE+ 1位のチーム
フィリピン・バスケットボール協会のチーム① フィリピン・バスケットボール協会のチーム②

 

広島からアジアへ…

 

Bリーグを制したことで広島ドラゴンフライズはこれまでとはまったく違ったレベルのシーズンを送ることになる。その貴重な経験の積み重ねは、確実に2026-27シーズンからスタートする“選ばれたクラブだけが参入できる”Bリーグプレミアへの道を切り開くことになる。(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)

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