画像のようにスタジアム配置が西側に動き、”最悪の事態”(ひろスポ!過去記事に明記)は免れた…
広島県の湯崎記事、広島市の松井市長、広島商工会議所の池田会頭、サンフレッチェ広島の久保会長によるトップ会談が3月30日に広島市内で開催される。
前回1月30日に開催された際に、中央公園サッカースタジアム(仮称)の基本計画(素案)をまとめた。
この際、「中央公園案」が浮上して以来、当局側が固執していたスタジアムの配置が「東側」(広島城寄り)から「西側」(本川寄り)に修正された。
同時に南北軸のアクセス(ペデストリアンデッキ新設)も”確約”された。
課題ばかりが目につく新スタジアム構想において、この方針展開だけは大いにプラス材料となるだろう。
ひろスポ!ではこうなるように、とあらゆる角度から”提案”し続けてきた。
例えば2019年9月4日に”発信”した次の記事内ではこう明記した。
「本川河岸に開いた、スタジアム施設と合築の野外音楽施設」
「以上を総合的に考えた場合、スタジアムのレイアウトは現在の位置ではNG、騒音対策も含めて、中央公園西寄り、芝生広場側に変更、さらに全施設のレイアウトは中央公園周辺諸施設とのアクセスに配慮、各施設には、マツダスタジアム同様の「3世代交流」コンセプトをかぶせること。」
記事はコレ!
特報!サンフレッチェ広島新拠点にもなる複合サッカースタジアムWEBアンケート、驚愕の初日1万件突破!そこでひろスポ!も考えた、広島サッカーや利用者のファーストのこんなスタジアムが欲しいんじゃ
hirospo.com/carp/58790.html
また、1月30日、4者トップ会談開催前には次の記事もアップした。
中央公園のサッカースタジアムを「Hiroshima Peace Watersaide park ひろしまピースウォーターサイドパーク」として機能させるために、南北長軸はNG、水上バスとスタジアムは直結に…
hirospo.com/pickup/62882.html
その他にもしつこいほどに訴え続けてきた。以下その中の3例。
広島新サッカースタジアム建設へ「意見を聴く会」から考える(2)成功のカギはストレスレスの回遊性確保、城南通りと国道54号で分断…は絶対NG、歩道橋程度じゃ話にならず!(2019年1022日掲載)
hirospo.com/pickup/60170.html
どうして「サッカースタジアム意見を聴く会」と「中央公園を考える有識者委員会が我々の委員会」が同時並行で進んでいるのか?(6)「にぎわい空間」最大のネックは城南通り対処は中村純都市整備局長の手に…(2019年12月28日掲載)
hirospo.com/pickup/62241.html
どこも突っ込まないけど、けっきょく旧広島市民球場跡地より高くつく?中央公園の新サッカースタジアム、だからもっといいものを!(2020年1月31日掲載)
hirospo.com/sanfrecce/62932.html
さて、1月30日、4者によって確認された素案は広島市のHPなどで2月4日から3月3日まで公開され、意見が募集され数百件の声が寄せられた。
今回はそうした声も踏まえて素案をより磨き上げたものが4者によって確認され、今後は設計・施工一括発注(DB)方式の事業者を2020年度内に選定する作業に入る。
ここから先、重要なのは…
1)スタジアムの収容人数に対する柔軟さ
2)スタジアムの管理・運営者の思いと、ハード面(スタジアム本体とそれ以外)との整合性
3)原爆ドームから本川河岸アクセスルートの充実度
の3つとなる。
詳細はまた3月30日の4者会談以降に述べるが、スタジアム配置が西側と決まった以上は、この3項目がカギになるだろう。
ひろスタ特命取材班